コーヒーお代わりしたけれど

 なんだかPCの調子がイマイチで嫌だな。普段何も気にしないで使っているものがふいに思うようにならなくなると言う事態はよくあること。物でも、身体でも然り。あぁ、こんな日もあるし、こんな日にこそ考えを深くしなければならないのかも知れない。調子がイマイチ(PCの)だけど、日記は書く。

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 「遅くなりましたが、明けましておめでとうございます」のご挨拶して、コーヒーとケーキのセット。あぁ落ち着く、この場所。このところ、コーヒーが以前の様には飲めなくなった。好きだけど、一日に何杯も飲めなくなったのだ。今日は、このお店でいただくために朝からコーヒーを口にしなかった。ケーキのお供だから、ガツンとフレンチの濃い焙煎のを注文しちゃった。お店が空く時間帯なのか、ゆっくりと新聞に目を通しながら、のんびりケーキとコーヒーをいただいていたら、いつの間にか席が埋まっていて、入って来られたお客さんに「カウンター席へどうぞ」と言う声が聞こえて振り向いたら二人連れの方だったので、「あ、わたしカンターへ行きます。」

 マスターも入ってこられたお客さんも申し訳なさそうにしてくださるけれど、申し訳ないのはわたしの方。一人でテーブル席を使っていたのだし。

 カウンター席に移動して、今度は持っていた本を読もうとして、コーヒーが残り少なくなっているのに気付いた。「コーヒー、もう一杯もらおうかなぁ。でもたくさん要らないから少な目で、えーっとマイルドにします」軽いタイプのを注文した。「じゃぁ、ちょっと控えめにしときます」と、残しても構いませんからと言って、2杯目を淹れてもらった。

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 内心「あちゃー」と思うと同時に「忘れてしまってたくさん入れてしまいました」の声。ほんとにこんなにたっぷりどうしようと思いながらチラッと見たマスターのお顔が少し赤くなっていて、またまた内心「なんて可愛いひとなんだろ!」って。失礼ながら違う意味でわたしも顔がほころび、カウンター越しに笑い合っていた。

 暫し本に夢中になり、いい時間を過ごし席を立った。「残してしまってごめんなさいね。」結局半分ほど残してしまうことになった。あんな美味しいコーヒーを勿体なくも残すなんて。自戒を込めて、コーヒーのお代わりはもう致しません。それにしても、ほんとに飲めなくなっちゃったな、コーヒー。