今日から新しい年の始まり

元旦の食卓


 日は昇り日は沈み、日はまた昇る・・たゆまない繰り返しの中に居るんだなあということ。そんなことを改めて思う元日の朝日。初日の出です。今年も平和な心で、その一番の太陽に手を合わせることが出来ました。
 日記を書かないまま過ぎて、とうとう年内には書けず仕舞いになりました。2017年にしたいことも、そんな風に出来なかったわ、で済ましてまうことが多くありました。このところのわたしのあまり無理をしないと言う思いのままです。何事にも無理は禁物、なんて勝手のいいときに使ってしまっています。
 過去は過ぎたから、どんなに思っても変化しない。新しい年に新しい気持ちでまたぼちぼちと歩いて行くのがいいのでしょう。過ぎたことにこだわらない。もし、反省することがあるのならば、この先自分に言い聞かせましょう。
 元旦の今朝は邦ちゃんと末っ子夫婦とわたしで、近くの高台まで初日の出を見に行きました。思いのほか寒くないのは風が止まっていたからでしょうか。頑丈な防寒は要らないくらいに感じました。
 暫く東の空を眺めていると、光る一点から昇りかける朝日、神々しさに溢れています。手を合わせてお祈りをせずにはいられません。手を合わせているわたしを遠くの空からもう一人のわたしが眺めています。なんていう平和、なんて言う幸福・・もうすぐやって来る末っ子夫婦の新しい命にも思いが行きます。どうかどうか、平和に平和に。
 お散歩程度の近場なので、家に帰ってお雑煮を支度して、昨夜お嫁さんにも詰めてもらったお節をいただきました。ゆっくりじっくりしたいところですが、今日は出勤日になっているので、そこそこにして「行って来ます」なのでした。年末年始は平常よりも遅い出勤なので、ありがたくこんな風に初日の出も見てお雑煮も用意できます。働ける幸せを胸に笑顔で出勤なのです。明日明後日と休日なのは、もっと幸せですが(あれ)
 でもそうなのです。色々な波があっていいのです。働く日、休みの日。嬉しいこと、悲しいこと。長いこと、短いこと。苦しいこと、嬉しいこと。腹が立つ日、しみじみ嬉しい日。放り出したい日、抱き寄せたい日。何事もいつまでもは続かないことを分かっています。雨の日、晴れの日、それぞれがきっといい日。
 今年はどんな年になるのかな。どんな年にしようかな。自分に反省するべきところは山のようにあるから。その山を一つでも超えて行けばいいかな。なんて、ほんと自分に緩いわたしです。