熊野古道を歩く

一歩一歩踏みしめて〜

熊野古道にはいくつかの峠越えのコースがあり、今日は馬越峠のコースを歩いた。
前調べもせず当日もらった地図を片手に行ったもんだから、行き当たりの熊野古道散策となった。(行き当たりは昔からの自分の癖、散策・・・とは言い難いなあ・・)
”美しい石畳”この響きに心躍らされたものの、実際踊ってしまったのは、普段甘やかされてるよわ〜い心臓だった。
  
心地よい風に吹かれ歩き出し時は一枚上着を足したものの、延々と続く坂の石畳に内心『一体いつまで続くの〜!!』と、泣きかけていたのだ。
汗をかき、上着を脱ぎ、また汗を拭き吹き、息を切らせハアハア言いながらの坂道が延々と続いたように思われた。
最近、こんな汗をかいてないなあ〜変な冷や汗ならかいてるけど・・・などとつぶやきながら、♪ホー・ホケキョ〜♪のきれいな声の応援を受けながら馬越峠に辿り着いたときは気分は最高だったなあ。


 

きつい坂道を上り詰め、峠からの尾鷲の町を見渡してほ〜〜と一息つけたときのお弁当の味は格別だった。嬉しくて写真まで撮ってしまった。東やでのお弁当タイムは、見知らぬ人たちとも気軽に笑い合えて楽しかったなあ♪

 峠を越え、馬越屋と云う無料休憩所でコーヒーをいれていただいた。それがまた、美味しかったのです!『ありがとう、美味しいコーヒーをご馳走様でした』おかわりいいですか〜?と訊くと気さくな笑顔で『どうぞ♪』と言ってくださり、遠慮なくいただきまーす!した私。
調度いらっしゃってたCBCのカメラマンさんに写真をおねだりし、記念の一枚を撮ってもらうことも出来た。
 

尾鷲の駅には思ったより早く着き、駅の付近でのんびりお土産を買うことが出来た。
キスのみりん・うるめいわし・秋刀魚寿司など誰かさんの喜ぶ(*^_^*)を思い浮かべながら・・・
久々の心地よい足の疲労を感じながら、あの石畳を思い出しながら、寝ようかな。