お月見のお団子

　ほんの少しずつ高い空に弧をえがいていくのをゆっくいり眺めていこうと思っています。夕方、Ｋさんが近くの道端からススキとフジバカマ（かな？）を採ってきて花瓶に活けてくれましたので、それと白玉粉でこさえたお団子を外のテーブルにお供えして・・・。
　十五夜の月がまだ空の下の方で黄色い色をしてた時はまだ眠っていなかったのに、Ｋさんはもう眠りの中なので私一人でしんみり眺めています。子供たちが小さな頃は家族５人でお月見してた時もありましたが、もう全然時間が合いません。みんなどこかの場所で観ているかしら？ほんと、ばらばらですね・・・・そして、それぞれに過ごす人が居たりして・・それはそれで自然な時の経過なのでしょうね。
　この月を見て心が立ち止まるようなどうか穏やかな温かい人で居てください、と思っているほかないハハです。私？は私で温かい何かを大事にしたく観ています。