胚芽パン☆ラフランスのパウンドケーキ

胚芽パン

 夏の朝、歩き出してから日傘を差してこなかったことをちょっと悔いながらも、道ばたに咲く元気な野の草の花を見ながら歩く。
 日差しの中に思い出す風景がある、遠い日の母の差す日傘・薄い色の朝顔・でこぼこだった小道・・・少女だった自分の足元のサンダル。。(かなり古い追憶ですね。はらはらはらーと、いっぱいの思い出の葉っぱが降って来る中、ひらりと1枚手にとったその風景。)

 空は気まぐれにも突然の雨を降らせたり、そうかと思えば今度はさわやかな白い雲を連れて青い顔を覗かせてみたり。そんな中、気にしないよーという風にセミたちが暑い夏を連れてくる。

 ↓このパウンドケーキの中には、ドライのラフランス・ココナッツロング・梅酒に漬けていた梅が入ってます。さっぱりと甘くて美味しいラフランスと食感を楽しめるココナッツと酸味をプラス〜で、梅酒に漬け込んだ梅を入れてみました。
 気温の上がる中、室内の温度計は30℃を越えていますが、食パンがないので何か焼かなくっちゃ!ちょっと考えてーと、ミネラル分のある胚芽を入れようーとこの胚芽パンに決まりです。
 その隣に、パウンド型が調度入るので折角だから・・と最終発酵の時に焼く準備をしてしまうのです。暑い中、ガスオーブンの熱を無駄にはしたくありませーん。というのは、理屈っぽい話で、ほんとはただ焼きたいだけなんです。。