山形食パン☆アイスボックスクッキー

山型食パン


 スーツスタイルで帰ってきたN君(進学塾でアルバイトを始めたらしい)が、テーブルを見て「さいきん、どうしたん?」て、そりゃそうかクッキーばかり焼いているもんね。もう少し、はまってしまいそうではあります。なかなか思うようにならないのです、クッキーを甘く見てました。ま、あまいっちゃー甘いんですが・・。
 朝、出勤にと慌しく車に乗り込んでから、柔らかいニットのセーターでも良かったんだわ、と気が付いた。車を駐車場に停めてドアを閉めてから、窓を開けないで来た事にも。
 エアコンはつけたくないので、窓を開けて自然の風で暑さをしのいできたんだけれど、もうそんな暑さともさよならなんだ。
 目に入る風景も緑色だった稲は黄色っぽくなり麦秋とはこのような風景を差しているのかと・・。道ばたにひとかたまりになってコスモスも優しく揺れている。
 コスモスの持つイメージが優しいのは、その花びらの色からか何だろう・・・さだまさしの歌だったり?母の何気ない温かさ。
 大好きな秋・・、ショパンと毛糸だまと母の底なしの笑顔が思い浮かんでくる。茶色の毛糸の色やメリヤス編みの編地やそこにあった日の光までも甦ってくるのです。

 昨夜、「これっー」と言ってカーネーションのお花のついたケーキの入っている可愛い箱を、友人のHさんが届けてくれた。娘さんの結婚式を終えて、ほっと安堵感とやり終えたと言う燃え尽きた感じで。その瞳の奥にこらえてる涙の重さを私は知っている。
 このブログには敢えて書きませんが、この数年彼女は本当に頑張った。娘さんとの戦い(・・は、変かな?)私はなんの足しにもならなかったけれど、ずっと聴いてきた。絆や家族のことを考えてきた・・・いつも聴いていながら、実は私のためになっていたのかもしれない。あーー、取り止めをなく書いてしまったかな。