プレッチェン

プレッチェン

 今日は、仕事に遅刻してしまいました。なんたること!はぁ〜〜。
 目覚ましが鳴る1時間弱前にMが帰ってきたんです。Mはと言うと、前日にあてもなく原付で「京都に行くわ〜」と出かけたままでした。自分探しに行くとか・・「行ってらっしゃーい、何で京都やの?」とは思いながらも、そこは男子でもあるので、細かいことは気にしないではいたんですが。
 どこか気にかけたまま朝方「Mが帰ってきたぞー」と言う早起きドリのKさんに起こされてしまったのです。時間も時間だしMはすぐ二階の自分の部屋へ行き、わざわざ私を起こすことはなかったのに・・、もう!二度寝入りになっちゃった。って、それが言い訳。いけません・・、目覚ましが鳴ってるのに起きられなかった自分が悪いんです・・、トホホ。。
 「どうだったぁ?」
 「孤独だった・・」
 あらまぁ、、どんな自分探しになったのやら?

 午後、前日の夜やっていた紙面でのクイズ「間違い探し」の続きをしていたら、おもしろそうだと思ったのか、ようやく目が覚めたらしいMが、二階から下りてきてやりだした。
 前日の夜はNくんとしていて、間違いが7か所ある内、二人とも1カ所だけがどーしても見つけられず、その続きをなんとなくやっていたのでした。そこにKさんも加わって、Kさんは何日か前にやっていて、どーしても見つからなかったところがあったとか。どーしても見つからないので、もう答えは見たらしいのです。
 Nくんも私もKさんもみんなどーしても見つからない1カ所があるんです。よっぽど難しいところなのかと、答えを知ってるKさんに訊くと、そんな別に細かいところじゃないと言います。
 「ほんまに見つからんわ・・」
 「お母さんの見つけたとこ、言ってぇ!」
 「1、2、3、・・・」と指さしながら言うと、
 「え〜〜!」と二人ともびっくりした顔。
 結局、どーしても見つけられなかった1カ所はみんな違っていました。
 なんだ・・みんな違うんだね! っと、同じところだと思い込んでしまっていたことに笑えて来たり、思いこみの怖さを再確認したり。
 そして、それをやりだしたM。ジーとみて、なかなか3カ所が見つけられません。その3カ所は、Kさん、Nくん、私がそれぞれ見つけられなかったところです。
 さーて、こんな間違い探しなら時間をかければいずれなーんだと発見できるのでしょうが、自分探しはどうなったのかしら?