雨が降って秋に

 降りしきる雨の夜です。朝は東側の窓に溢れん日差しで眩しかったし、庭先では先日邦ちゃんが植えたいくつかの花の苗が育ち、陽に輝いていたのに。秋の雨は一雨ごとに寒さを連れてくるのでしょうか。早いなぁ、少し前まで猛暑日だ夏日だっていっていたのに。何でも時を速く感じるのは、新しいことがないためらしいけれど・・。小さい頃は日々新しいことの連続で時が経つのが速いなどとは思わなかった、と言えばそうだけど。
 そんなことがあってかどうかは別として、今日は佐藤愛子著「ああ面白かったと言って死にたい」を、らくだ書店にて一気に読みました。一気にと言っても大したことはありません。箴言集と言う事で1ページに一つその言葉が書いてあったり、サラッと読めますから。でも、その言葉をむさぼるように一気に読んだのであります。言葉で助けられたい心境なのかもしれません。そんな時読書は最適だわ。
 いつもは紅茶をゆっくり飲むのですが今日はカプチーノにしました。ラテアートしてほしいけれど、それは無理というもの。カフェラテもカプチーノもカフェマキアートも・・何だかややこしいけど、どれもアートはあるのかな。このカプチーノ、泡に何か描けそうだけど。といたずらっぽく想像するのは私だけ?

 らくだ書店を後にして、可愛いお友達の所に寄らせてもらいました。お家に入ってリビングにて足を伸ばさせてもらって、ホッと温かなお茶を入れてもらって。図々しいおばさんかな、わたし。

 きっと図々しいわね、この新しいお茶っぱまでもらいました。邦ちゃんが作って冷蔵庫に入りきらないピーマンなどをちょっと持っていっただけなんですが。

 今日はパンは焼かずに日が暮れました。朝は、昨日焼いたバナナパンに生バナナを乗せて食べました。きび砂糖が入っているので、幾分色が茶色っぽいです。前回作った時は随分生地が柔らかくなって大変だったので、今回は水分を少なくするように気をつけましたから、生地を扱うのには楽でしたが、やはり水分たっぷりある方がふわふわのバナナパンにはなるようです。
 水分と言っても、水は一滴も入りません。殆どがバナナで、足らない分だけ牛乳を入れることになります。