初霜

今年もまめに〜

 Kさんと一緒になって、何年になるかしら?結婚してから毎年欠かすことなく作っているお節の黒豆さん。(← 関西出身・・関西人は何にでも”さん”ってつけるらしい) もう二十回は超えて作っていることになりますねぇ。年に1回だけ作る黒豆さん、毎回年末の忙しいばたばたした時間帯でしか作れませんが、面倒だとは思えないのです。一生で、あと何回これを作ることが出来るのかなあ?・・などと、別に悲観的にではなく朗らかな気持ちでそう考えるのです。「今年もこうして作ることが出来る」と、ありがたい気持ちでこしらえています。今年もまめに、まめに・・。
 白あん・道明寺・氷餅と白い色で、この年の初めの日に作ってみました。この地の今年の元旦は、風もなくすがすがしい日和でしたが、これは霜が降っていてとても寒い・・そんな情景の和菓子なのでしょうか。