午後、どこに行くとも言わないまま「ちょっとドライブ行こうか」と促されるまま、ま、こんな爽やかな日は車の窓の風景もその風もいいだろなぁと思いつつ出かけました。
 うん、、? どこ行くの〜〜と思いつつでした。
 Kさんは途中「お彼岸やし、、サブのとこ行こか〜」って。始めからそんなことちっとも口にしないでね。動物霊園に着くと、そこはいつもなんか穏やかな雰囲気で包まれているのです。
 サブのための特別なお墓はないのですが、サブはそこに眠っているので、お線香を立てて、目をつぶってしばらく在りし日のサブのこと思い浮かべていたんです。手を合わせて目を閉じると目の前にサブがいました。ゆっくりくつろいでいるような、痛みのない穏やかな顔をしてこっちを見ています・・・
 園内にある愛犬のお墓にいつまでも語り続けていらっしゃった方がいました。分かるなぁ・・その気持ち。と思いながら、しばしそこの静かな空気の中にいてサブの眠っているところを後にしました。