11月2日(日)の日記です

 昨夜腫れぼったい眼をして「・・香典袋あるぅ?、○○が・・・」と言って静かな溜息のようなものを落としていたMの背中だった。
「・・・・?!!!」私は声を詰まらせてしまった。以前、病気のことは聞いたことがあったけど、まさか死が待っていたとは。
「大丈夫?」って、Mの気持のことを思って聞いたら「うん、、俺は昨日一晩泣いてちょっとは・・」って答えてた。
 専門学校時代の友人で、特に仲が良かった4人グループ(だったかな)のうちの一人なのです。このPCの前にある窓の所に、その頃のその4人が写った写真を置いてある。あまりにもあっけらかんと明るくって、この写真を見て私はすぐ勝手にハガキにプリントして勝手にフォトフレームに入れていたのだ。
 空が水色で、防波堤のところに並んだどの顔もほんとに輝いている・・・こんな友人に囲まれているMもいいもんだし・・4人でどこか海に遊びに行ったときのものなんでしょうね。
 その中の一人が病気で亡くなる。どんなに胸が痛いだろう。
 夜は通夜があると聞いていた。まだMは帰っていない。私のほうから、メールも電話も出来ないでいる。どんなにか、辛い夜だっただろうか・・・あの頃の仲間と一緒に過ごしたんだろうか。
 辛いねM、どうか彼の分も生きてね。