鏡開きなので

お善哉さん

 子供のころは、鏡餅のおもちは大きくて硬く、ひび割れがあってかびていて・・鏡開きの時はカビを取ったり切ったりするのがおおごとのような気がしていたものです。ところが現在は殆どのお宅がパックに詰めたお鏡のセットになったものでしょうか?
 切るというのは良くないので割るというのだそうですが、このパックのお餅を割るのは大変・・。説明に書いてある通りにお鏡のパックのてっぺんに包丁で切り目を入れてそのあと、すとーんと一気に下方向に切りました。難無く切れて、むかーし悪戦苦闘していたことが思い出されて苦笑いです。懐かしい母の顔も思い出してしまいました。
 我が家は毎年この日に家族で鏡開きしたお餅を入れて、お善哉にしていただきます。
 でも今日は、Jと二人で先ほどいただきました。何もかも、なかなかみんな揃っては出来なくなっています。夜遅く帰るのかな?Mは今日は仕事だって言ってましたね。N君もまだだしね。Kさんは食べずにもう寝たようだし(朝の早いKさんはもうとっくに眠りの中なのです・・)
 みんなお善哉は好きなので、きっとあとで喜んで食べてくれることでしょう。

 
 小豆をお善哉に煮ている途中で少しだけ取り出しておいて、夕ご飯の時小豆粥にしました。小豆に砂糖を入れる前のやさしいお味が好きなんです。
 一人用の土鍋に取っておいて一人だけお粥にしました。手先や足先が冷えてきてとっても寒いこんな日は、あったまること間違いなしですね。ゆっくり熱々をいただきます。