プルマン☆ブラウニー

プルマン


 ラム酒漬けのレーズン入りでブラウニーです、今日も。そろそろ終焉かな。

 予約のあった歯医者さんに行くのにちょうど歩いていける時間がありましたので、鞄を手提げの軽いのに持ち替えて、靴も軽いのに履き替えて歩いて行きました。たったの15分ほどなんですが。
 それでも車でパーっと出かけるよりもうんといい時間が持てます。今日は温かい日で、手をこすり合わせたりマフラーをグルンと巻いたりすることもなく、薄手のコートのボタンも掛けないまま二月の暖かな風をそのコートにちょっぴり孕ませながら、緩やかに坂道を下っていくのでした。
 診察台の向こうにはブラインド越しに梅の花が咲いています。患者はわたし一人でなんだか特等席のような。睡眠不足なわたしは、また少し居眠りをしだすんです。のどかな治療だこと。こんな時間もいいもんだ。
 そういえば、昨日もこんな時間があったのでした。Kさんに頼まれてエネオスのSSにタイヤ交換に来た時、1本に10分ほどかかりますので4本で・・。と言われて、ぽっかり空いた時間を持て余してしまって、そこの簡単な設えのテーブルの椅子で居眠りをしていたわたしでした。新聞でもあれば読めたのに、スポーツ紙しか置いてなくって格好のわたしの眠りの時間となったのでした。
 今日、のんびりと診察を終えて帰ることに。これを楽しみにしていたんです。来た道とは違う遊歩道を散策です。
 あー!これ、携帯で撮ったの大きくなっちゃった。半分に編集したつもりのものがどこかに・・? 散策と言っても、何思うことなく・・

 歩いて帰る
 まっすぐな道
 この街に来た当時
 あれからどれだけ
 ・・・

 こんな風に歩く時は
 数えるぐらいしかなかったことを
 また今更のように
 惜しみつつ
 1本1本の立木に
 目をやり近づいたり
 手を触れてみたり
 どうってことのないような
 山茶花や空や咲きだした菜の花
 
 その道から見える様々な
 日々の営みに
 そうね・・
 って、
 頷いては
 歩いてた