プルマン

　友人と合うのに時間があとどれぐらい掛るのか分からなかったので、待つ間に喫茶店でひと休みすることにしました。
　でも、ちょうどお昼時まだ食べてないし、だけど時間が読めないのでやはり喫茶店に。コーヒーを注文しましたが、お腹がぐ〜なので、一緒にトーストも頼みました。喫茶店のぶ厚いバタートーストが、食欲をかすめて行きましたので・・。
　暫くしては運ばれて来たトーストに、え〜〜！厚切りじゃないし、バターも塗ってないし・・あまりおいしそうなパンじゃないし・・。って、かなり攻撃的だな、わたし。
　メニューを良く見ると、「厚切りも出来ます」みたいなこと書いてあったわぁ・・。早く言ってよー、もう。って、なんだか苛立ってます(笑)
　大体ゆっくり時間潰そうと喫茶店に入ったのにぃ、「お一人様ですか？カウンター席へどうぞ〜」と、促されましたし・・
　ま、店内を見渡してみると、そうよね・・無理もないわぁ、流行っていそうだしこんなおばさんが一人ボックス席を占領したらねぇ（納得(^^ゞ）
　でも結果、カウンター席はいつまでか分からない時間を一人で過ごすには遠慮なしで過ごせそうで、良かったのでしたが。
　注文のトーストは、厚切りではなかったのですが量的には同じでその分だけあったので、１枚を斜めに切ったのが４枚あったんです。かごの中にはそれと、バターとジャムが目いっぱい入ったものが。　どうしよう！とても食べれそうにないなぁ・・
　ゆっくりとコーヒーを飲みながら、ちょうど半分食べた時に待っていた連絡が入りました。残り半分のパンと目いっぱいのジャムたちを置いていくのは心残り・・。
　ちら〜とお店の方に目をやってすみませーん、と呼びました。そばに来て下さったので「これ食べきれなくって持って帰りたいんですが」と言うと、アルミホイルで良いでしょうかって言って、すぐに持ってきて下さったんです。
　トーストにバターとジャムを塗って中表？に重ねてアルミホイルに包み終わると、同じ方が今度はビニール袋を持ってきてこれお使い下さいと、お店の名前の入ったビニールの手提げ袋を渡して下さいました。

　それがイケメンだから良かったのかもしれません。いやいや(笑)爽やかさに心も軽く〜と言う風ですが。このお店に入ってよかったぁ〜って、最後に思えたことはたいへんラッキーでしたね。（あ、イケメンじゃなくって心よく聞いて下さったことと、言えた自分ね）
　
　素敵なレストランや立派な料亭でもない、普通の喫茶店でおもち帰りってどうなのよ！って突っ込まれるでしょうか・・？　それとも、ドギーバッグを持ってごく当然に、残った料理は自分で持って帰ることをされていらっしゃるかたも、増えつつあるのでしょうか？　
　ちなみに・・・。怪訝な顔つきで見ていらっしゃったそばの席のご婦人・・あれは、わたしの気の所為ならいいんですけど(^^ゞ