31回目の誕生日ケーキ

バターロール

 仕事休みの日の朝は二度寝入りしてしまうことが多くなりました。いつも無理して起きてるのかなぁ、やっぱり。早く寝れないのに、早く起きなきゃいけない、いけないなぁと思ってばかりで休みの日にその歪みが来るのです。今日もそうでした。朝パンを焼きたかったのに、時間がなくなりました。ケーキのスポンジを焼いておく時間が要ります。あっさり諦めて午前中はスポンジだけ焼くことにしました。きっと以前でしたら、そこを無理して焼いていたのでしょう。だんだん無理が出来なくなってきます。これは熱が冷めると言うのかしら、ちょっと違うかな。
 夕方、友達の所から帰る時、西の方の空が淡くほんのり赤く染まっていました。車を置いてあるところまで歩く道すがら、ただため息ばかり。少し風が出てきたので寒さを感じると言うよりも、その空の美しい色に見とれて気持ちが熱くなっていました。気持ちの中では熱を冷ましていない自分が嬉しかったのです。(←抽象的で意味不明。)
 
 午前中は邦ちゃんに頼まれたこともあって、魚屋さんでグレを探してお刺身用におろしてもらいました。昨日はここで、しめサバ用にサバを買ったばかりでした。サバはいったん冷凍していて、明日お酢に浸けようと思っています。誕生日のケーキを作るので、昨日イチゴを買ったばかりでしたが、今日見ると違う品種のものが昨日よりきれいなもので安かったのでまた買ってしまいました。そんなイチゴを載せたバースデーケーキです。


 もう31年前のことになりました。大きな窓に雪がしんしんと降っていた風景がよみがえります、この日には、今でも。こうしてケーキを作っているのが31回目、相も変わらずでいいのかどうか・・・? そんな風に考えだしたらきりがないのかもしれません。色んな事柄が相も変わらず廻っているのかもしれません。相変わらずなのかに、清々しさを失いたくはないけれど。
 

 チョコレート生地でイチゴで、この前のクリスマスのケーキと変わりません。家の男子はこれがみんな好きなようです。紅茶でおめでとう。