夕方の月

プルマン 半分お届け用

 今日を振り返って目を閉じていたら、寝てしまっていた。くんだ足が緩んでガクッとしてしまった。朝の空を思い出してるうちにうとうとしてしまいました。6時半ごろ車で出勤しますが、東の空がきれいになっていたのです。朝焼けのあの微妙な色合いでした。朝焼けのグラデーションはいつ見てもにんまりしてしまいます。車を走らせるうちに刻々と色合いが変化していくさまが好きなんです。
 職場から家に戻り、ゆっくりとお昼を食べたり録画を見たりしながら午後の時間を過ごして、夕方近くに友達の所に出かけました。その帰り、空のなかにかすかに見える三日月がありました。重い雲の中にようやく浮かんでいるようなはかなげな月でした。その月にも思わずニンマリしてしまいます。月は清かであってもおぼろげであっても、わたしの心にはいつも優しくそして愛おしい存在です。


 プルマンの横で焼いたパウンドケーキです。きび砂糖、ブランデー漬けのレーズン、クルミが入っています。