ハニーブレッドを焼きました

ハニーブレッド

 雨が降ってる窓の外、気温はかなり低めで半袖では寒いくらい、長袖を着ることにしました。雨にぬれたブラックベリーの実は黒くなりかけてきました。藤の木の枝も蔓が勢いよく伸びてきています。雨に打たれて気持ちよさげです。壁掛けタイプの鉢にはベゴニアが、大きいサイズの鉢にもベゴニアとインパチェンスが植えてあります。地下植えのバラの木のそばにも地下植えにインパチェンスがあります。どれもみんな雨を喜んでいるようです。ミョウガは大きく葉っぱが空に向かっていますが、その下にはまだミョウガの芽は見えてきません。土の中ではしっかり準備段階だと思いますが。秋に実を付けるムラサキシキブの細い枝に少し見えたのは小さな小さな紫色の花です。今頃咲くんだね。小さな庭の真ん中あたり、ホームセンターで買ってきたという枕木のような分厚い木で囲んである場所には何を植えるんでしょう。濃い茶色の土がいっぱい、新しい花の苗を待っています。何かな・・それもこれも全部邦ちゃんの庭仕事です。わたしは何にもしないでただ眺める人。夫々領域があるので、それでいいかな。領域と言うか領分?わたしの、あなたの、それぞれの領分が。
 昨日は、仕事帰りに待ち合わせをして久し振りの友達と会う事が出来ました。彼女の話す内容や言葉、仕事を終えたわたしの耳にも全然疲れないのです。普段は離れた所に住んでいるので会う事が出来ないし、少し前みたいにmixiで会う事は、わたしがmixiを今はしていないのでそれも出来ないし、Facebookは彼女がしないので会う事もないし、直にこうして目の前で会って話することがたくさんあり過ぎて、色々なことが初めて聞くことになるので、時間が経つのもあっという間です。ウェブ上で会う事が無いのもなんだか新鮮ではあります。
 毎日普通に会っていても心が通わない相手だったら、共有している時間は味気なく、そばに居なくても心が会いたい相手なら、つかの間の共有できる時間は満たされたものになります。隣に住んでる人のことは全然知らないけれど、どれだけ離れてるのかもわからないほど遠い人でもウェブの上でその人のことがとても分かることもあります。
 いつもそばに居なくても滅多に会えないでいても、いつ会っても心を通い合う事が出来る人がいることの幸せに思いつくのです。


 ハチミツの入ったハニーブレッドを焼きました。それを遅いお昼に食べることに。生でそのままのと、トーストしたのと二つの味わいで。やらかーい生地、ふんわりそのままもとっても美味しいし、少し焼いてマーガリンを塗っても美味しい。小川糸さんの「食堂かたつむり」の中にあるフルーツサンドをこの前NHKの「グレーテルのかまど」でやっていたのを録画で観ました。明日はそれ、やってみようかな、なんて思いながら。