バナナパンとミルクプリン

バナナパン

 やっと夜は涼しくなった。
 でも扇風機は回っている。
 もしかして、わたし体温が高い?
 休日の朝ぐらい近くの散歩に出掛けたらいいのに、
 今朝もゆっくり起きた。もう既に日の出の時間が過ぎていて、きれいな朝焼けは済んでしまっている。
 昨日、友達が
 「わたし、朝焼けって見たこと無いわ。」と言うので、
 「うそー!もったいないっ!見ようよ!1回見て!」
 なんて、言ってるのに、自分がもったいないことしてしまった。
 散歩には行かず、
 彼女からプレゼントにもらった大きめのカップに緑茶を淹れてゆっくり飲んだ。
 絵柄が可愛すぎかなって思っていたけど、そのカップの持ち心地、口の当たり具合のやさしさ、とっても良かったのですぐにメールをして、お礼を言った。
 休日、誰にも会わず、気になってたメールをして溜めてる録画を観て、ゆっくり買い物して過ごしてた。
 夕方、
 朝焼いたバナナパンとミルクプリンをおやつにしていたら、末っ子が帰ってきた。
 「美味しそー」
 「ミルクプリン、大きいのと小さいのとどっちにする?」
 「どっちでも・・」
 「このバナナパン、ほとんど水入ってないよ。水分はバナナだけ」
 「へ〜?美味しい」
 「でしょう」
 「ゆ○ほ今名古屋に帰ってる。おじいちゃんが亡くなったんだって。今朝新幹線で帰って来たって。」
 「そう言えば昨日、ラインに誕生日おめでとうって来て、その時言ってたけど月末の週名古屋に帰るんだって。」
 「あ、そうそう。結婚式があるんだって。でー、25か26日ご飯一緒に食べよって。あ、今日はスタジオでーす。ご飯置いといて。」