はじめましてのケアマネさん

パネトーネ

 今日はケアマネさんに来ていただいた。若い女性の方で、父は名刺を見るなり「○○ちゃん」と下の名前で早速呼んでしまっていたし。とにかく第一印象の入りが良くて良かった。奈良で介護サービスを受けていると言う事があるので、父に介護サービスのことをいちいち説明しなくてもいいから、その点は楽だ。
 奈良で介護サービスを受ける時はスタートするのが早かったような気がしていて、今度も軽く考えていて来週早々からでも通所サービスに行けるかな、と思っていたのは間違いだったようだ。何段階も踏んでサービススタートとなるんだね。今日はまず、最初の訪問面接と言う事で、わたしとケアマネさん、父とケアマネさんと言う風に聞き取りと言うか詳しく話を聞いて下さった。次は施設まで父を連れて行って見学して受けるサービスを決めて料金などの話を聞く。その時に医者に書いてもらう診断書を渡されて、どこか医者に掛かって診断書の記入を依頼して、それを介護施設に渡すと言うステップがある。その後・・・色々ある様で、年内に介護サービススタートになりますかね。と言う感じだった。デイケアはリハビリをするので、医師の診断書が要るそうだ。
 一歩一歩進んでいる。わたしの中に優しさなんて無かったけれど、一緒に住む様になってそのかけらが見えてきたりする。気の所為かも知れないけれど。逃げていて「あんなやつ・・」なんて無理に思っていた時の暗い重りが無くなって行く。引き受ける、ってこんなに明るくなることなんだね。

 逐一話を持ちかけて聞いてもらっていた友達から、父にどうぞと言っていただいた可愛いドーナツ。「コーヒーがお好きだから」とカプチーノも入れてもらっていた。とっても忙しいと想像される時間の中、彼女は届けてくれた。玄関先で時間に追われるようにさーっと車に乗り込んで行った。ありがとう。父はまだ食べてなくて、3人の男たちが美味しそうに口に運んでいた。父に対して特別優しさは示さないけれど、一緒に住んでもいいよと言ってくれたこの男たちに対しての感謝を忘れるなかれ。ありがとう。