デイケアに向けて

山形食パン

 介護サービスは一歩一歩進んでいる。3連休明けの火曜日に父の保険証(後期高齢者医療被保険者証)が手元に来た。水曜日の午前中に近くの内科に行った。介護サービスを始めるのに必要な医師の診断書が欲しくて。年の瀬も押し迫ってきて、すごく慌ただしいギリギリの日程で年内に何とかサービスをスタートさせたいと言う思いで頑張った。
 昨日、内科に行ったら診断書の血液検査の結果が今すぐには出ませんと言われて、ケアマネさんにそのことを伝えたら、レントゲンが出来ればなんとか大丈夫ですと言われた。中身が大幅に欠けた診断書だが、取り敢えずそれを介護センターに持って行って、話を進めることが出来た。
 ケアマネそんとは違って、相談員さんとの話になった。ケアマネさんと相談員さんとどう違うのだろう?ケアマネさんに「えっ、○○さん代わるんですか?」と訊いてしまった。「いいえ、わたしは○さんの担当になりますので変わりませんよ。」と言われてホッとした。相談員さんとは父についてのまた細かい話の内容、それと契約に関することを聞いた。

 書類がたくさん山ほどある。全部読んで署名と捺印を繰り返す。昨夜はこの作業に時間が潰れた。この書類は介護サービスが始まる日に職員さんに渡して欲しいと言われた。
 今日、ケアマネさん、看護師さん、リハビリの先生が来て下さって父のことを見てもらうことになった。お布団で横になってる父のそばに、わたしも含めて4人が囲んで座って話した。ケアマネさん、リハビリの先生、看護師さんの順にゆっくり父と話して下さった。父に起きてもらって歩行を見てもらったり、椅子に座ってから手足などを動かしていた。家の中の色んな段差、幅なども計ってメモされていた。トイレも各部屋もバリアフリーに上手く出来ていますねと言って下さった。
 長かったけれど、こうしてやっと来週明けから介護サービスのスタートだ。と言っても今年は1回きりになるけど。1回でも行けることになって良かった、何とかこぎつけられた。年を取ると言うことがまだ分からないのか、父の事が理解できないのか。父に対して頭をかしげたくなることが多い。今日ケアマネさんたちが来て下さっていた時も、ちょっとそれは・・と云うような話をする。看護師さんたちは扱いに慣れていらっしゃるのだ、わたしの受け止め方とは違う。扱いと言うのか、そう言う心理と言うか。わたしはあんな風に優しくはなれないなぁ。
 機嫌よく通ってくれたらいいだけだけど。
 あぁ、今年の暮れはこんなことであとの事が手がつけられない。気が付けば今年もあと5日。やり残しだらけで終わるな、きっと。