下鴨神社初詣

京都下鴨神社にて

 京都まで初詣に行ってきました。
 下鴨神社では本日午後1時半から「蹴鞠始め」が行われる様で、時計も見ると後約3時間も前になるのにすでに待ちかまえている人たちがいました。観たかったけれど寒い中、時間があまりない中3時間は待てませんので、次の八坂神社へと行くことに。
 よくするパターンで下鴨神社のパーキングに駐車してお参りが終わったら、車を置いて京阪出町柳まで歩き四条河原町まで電車で。一人片道210円、普段電車に乗らないから高く感じる。昔の様には歩けないし仕方ないかな。
 四条通りは人がいっぱい、八坂神社へと向かっている方たちが多いんだろうなぁ。わたしはそんな中並んだお店を見ながら、ちょっと立ち止まって覗いたりしながら歩いているだけで、何だか幸せなんですが。
 知恩院を後にしたラ平安神宮の方向に歩いて、京都市美術館に行きます。これも毎度のパターンで、日展を観に入りました。ロッカーにコートや鞄や紙袋などを突っ込んで身軽になって作品を見て回りました。身軽なのはいいとしても約1時間で見ようと言うのはいささか勿体ないし心残りだけれど。それでも心にグッとくる作品に会う事が出来てやはり短時間でも見れて良かったのでしょう。名古屋で観る同じ日展でもなんか違うのです、美術館が違うとこうも違うものなのかと感じます。それは邦ちゃんも同意見なので、わざわざ京都で観ると言うことになります。とは言っても、「書」などは、殆ど素通りです。
 京都に行けば必ず入る「イノダコーヒ」には本日入りませんでした。着いた時には行列でとても待つ気にはなれないと言う邦ちゃんの言うとおりに、後ろ髪をひかれながらもコーヒーは飲まず仕舞いでした。
 今日入ったお店はお昼ご飯に「京うどん 京菜家」へ。


 邦ちゃんがこれやな、と言うのでわたしも。「はも巻きセット 」1680円也。隣に座っていた人も反対側の隣の方たちも何だかこういうセットがお似合いなご婦人たちにお見受けしましたが、わたしときたら、あぁ、もったいない。ってブツブツ思いながら食べていました。貧乏性でいけませんね。心の中ではやはりイノダコーヒに行きたかったことが燻っていたから余計かもしれません。とはいうものの、お味は大変美味しかったから、ブツクサ思うなんてお料理に申し訳ないことかな。ごちそうさまでした。

 曇り空、京都の冬らしい空、出町柳より鴨川。