病院、くたびれ儲け

絹さやを使って

 今日は父を連れて、紹介状を書いてもらった病院へと行きました。予約時間が12時半。その30分前には受付に来て下さいとありました。ちゃんと12時までに受け付けるように父を連れて行きました。紹介状を受け付けてもらえるまではよかったのです。「では○ブロックの受付に行ってください。」車いすを押しているわたしにもなんて優しい受付の方なんでしょう。と思った時はいい滑り出しだったけれど・・
 ○ブロックの呼吸器内科の○番の前でお待ち下さいと言われて、2時間待ちました。 じぃっと車いすに座って忍耐強く待ってまだかまだかと思ってるだろう、か弱き肩。わたしは予め持って行った文庫本で時間をつぶしてはいたものの、いつになったら呼ばれるのだろう・・?!やっと入った診察室では、医師はわたしへの、基本的過ぎる問診票で分かるだろうと思われる質問の答えをキーボードで打っています。はぁ、延々と待った挙句そう言う事ですか、そんなことしてるから予約時間を過ぎても一向に順番が回って来ないのよ!と、内心イライラしていました。
 そして、今日そこに行った意味がないままお会計を済ませ帰りました。紹介状を書いてもらったのは、そこで検査をする目的でしたが、そこの医師はキーボードを打つ手を止めたら、検査をすることによって起こりえる危険性を話しました。それなら検査はどうしようかとすぐに答えられないでいたら、次の患者さんもいることですしまた後で呼びますので、同意書説明書をわたしますので読んでいて下さいとまた外で待つことになりました。わたされた数枚の紙には、検査をした場合のリスクがたくさん書かれていました。
 再び診察室へ。検査はしないでもいいかなと思いますと伝えました。元々検査してもしなくても治療に関しては変わりませんと言う事は紹介状を書いてもらった先生から聞いていました。治療は同じでも、検査して診断してもらった方がいいと思っていたから、今日そこの病院へ行ったわけですが、行った先でうんとリスクについて聞かされて、止めようって思ったと言う事です。
 あぁ、、とても疲れました。○ブロック受付では体温を測ったり血圧を測ったり、診察室では一度も患者に触ることのない医師、父にしんどい思いをさせて連れていった意味は無いような気がします。
 外に出て風に当たると少しスッキリしましたが、何しに来たんだろうと釈然としないまま車に乗り込み窓を開けてうーんと風を入れ、疲れたね・・などと耳が遠い父には聞こえないけど、つぶやいていたわたしです。

 画像は昨日作った絹さやと豚肉の生姜炒めです。昨日の夕方、畑で一緒の方がたくさん採れたばかりの絹さやを届けてくださったのです。こちらのレシピで作りました⇒http://afd.ababakafudado.co.jp/recipe_detail.php?id=4