介護保険認定調査

イチゴジャム作り、何回目かな

 夜になって雨音がし出しました。先ほどまで聞こえていた雨の音がかなり小さくなってきています。静かな雨なんでしょう、今は。またぽつぽつが大きく聞こえてくるかもしれません。雨の音と過ごす夜、なんて平穏なことなのでしょう。
 畑からのイチゴはジャムへと変身しています。今日は買い物があったのに行かなかったので、買い物するはずのグラニュー糖が無く上白糖で作りました。仕事の後午後から介護保険認定調査で訪問されることになっているので、寄り道する余裕がありませんでした。訪問された後でお買い物をと思っていましたが、結局もう出ないで終わりました。
 市から訪問調査にお一人の方が来られました。身体的にはお布団から出る時の立ち方や歩き方、手足を伸ばしたり、ソファに座っていられる時間など。耳が聞こえにくい父に大きな声ではっきりとお話して下さいました。窓を開けていたので、通り掛かりの方がいらしたらすごく聞こえていたと思います。名前、年齢、ここはどこですかとか、今日は何を食べましたなどや、過去の病気のことや日ごろの生活のことや一通り父に質問されていました。その後、わたしにも質問が少しあって、先ほど父にした質問の答えに対する詳しいことや、薬やお金の管理のこと、何か困っていることなどでした。
 現在要介護3となっていますが、もう少しどれくらいまでか分かりませんが、介護度は少なくなりそうな感じでおっしゃっていました。「介護度に関してはこのままで行ってほしいとかはあまり強く思っていらっしゃらないようですね。」とおっしゃったので、「はい、そんなには思わないですが、この前新聞で読んだんですが、要介護3以上ないと特養には入れなくなりそうですね」と返すわたしに「そうなんですか・・」でした。そして、「介護度が下がるにつれて介護サービス料金も下がることになります」と言われました。「それなら、下がった方がいいわね」
 と、お気楽なわたしですが、介護度って重要なことなのかな。来て下さった方にメモ帳を差しだして名前と住所を書いて、と言っていた父。介護認定の訪問だと言う事は分かっているのかどうかな。はっきりと線引きされて、あっちの人ではないのだね、少しずつ少しずつ老いて行くのだね、みんな。