タマネギを抜きました

ホッとするひと時

 仕事が終わって、昨日思っていた通りにらくだ書店へと向かいましたが、駐車場が混んでるので車から降りずにそのまま気の向くままに、自家焙煎珈琲のお店へと。朝刊を広げて、ひとりでゆったり過ごしていました。外はとても暑くて汗ばんでいたので、店内のエアコンが効いていたのには嬉しく感じられました。半袖ティシャツの上に長袖シャツは要らないぐらいな暑さでした。
 帰りはあぐりん村に寄って玉ねぎを買って帰りました。ところが家に帰ると、庭のテーブルの上にルッコラとタマネギがゴロンと置いてありました。タマネギってもう採れるんだ・・と、思っていたら、お昼からタマネギ抜くの手伝ってねと邦ちゃんから言われました。
 そして、4時ごろから畑に向かいました。すぐ近くの家のほとりの公園の緑が色濃くなって来て、やがて来る暑い夏には木陰を作ってくれるのでしょうか、風景はもはや夏です。車で5分と掛からない所ですが、住んでる住宅街とは別世界。近付くとウグイスの声が聞こえてきますし、吹く風までもが違う気がします。

 抜いた玉ねぎは大きいのもあって感激です。去年は失敗したので、邦ちゃんにとっても嬉しいことでしょうね。青く伸びた玉ねぎの葉を持って引っ張ると簡単に抜けました。抜いた玉ねぎを並べてはすごいねー、と。これは家に持って帰って吊るすようですが、軒下の様なあまり雨の当らない所を準備しなくてはいけません。ひとまず今日は置いてきましたが、明日にでも持って帰って吊るす段取りでしょうか。やることがいっぱいあるんだね。でも、家にタマネギがぶら下がっているなんて想像しただけでなんだか楽しい。

 ズッキーニは逞しくなってきています。夏の野菜たちは少しずつ育ってきています。わたしにはイチゴを摘むのを任せて邦ちゃんは、何か作業をしていました。
 「ジャガイモの花、まだ咲かないねぇ。」「そうやなぁ、、キタアカリは花が咲かないのかなぁ?」と言ってお隣さんが植えたキタアカリにも花が咲いていないねと。別の方の違う品種のジャガイモには花が咲いているのを、二人で見ていました。他の方の畑もきょろきょろと観て参考にしているみたいです。野菜の先生がいない邦ちゃんは見よう見まねで、ここまで出来ているからすごいって思います。
 さぁそろそろ帰ろうかと言いながら、暮れかかろうとする広い空と、時折り吹いてくる風を感じながら、こんな趣味いいよねぇと自己満足なわたしたちでした。羽咋の実家に帰って釣りをしようかと考えていた邦ちゃん、畑の引力に負けたかな。畑の作業は仕事休みの土日にやりたいことがたくさんあるんだろうね。
 朝目の段ボールの箱に採ったイチゴは、家に帰って来た時にちょうど声を掛けて下さった上のお隣さんに差し上げました。これ全部どうぞと言うと、とても恐縮されてたようです。わたしも邦ちゃんも喜んで下さる方に差し上げることが出来て大いに満足なのです。