録画、風に立つライオン〜〜

バースデイケーキ

 長男の誕生日です。休みの日、朝一でケーキのスポンジを焼くつもりでいましたが、起きたのが遅かったので、他の家事を優先することに。ゆっくり構えていると父のデイケアの迎えが来る時間になります。父がデイケアに行くと、布団を上げて干して部屋の掃除をして・・と、するべきことがいっぱいなので、あぁやっぱりもっとちゃんと早く起きればよかったのにね。お布団を思いっ切り干せて、晴れた空に感謝。風は冷たくても太陽のお蔭でふんわりとはなりました。
 車がないと言うことはいいこともあります。家の中で過ごすしかないので、ソワソワすることなくどこか落ち着けるのです。溜まっている録画を見ることが出来ました。わたしのテレビの見方はニュース以外はほとんどが録画です。見たいのを選んで、好きな時間にじっくり見る。新聞の番組欄を眺めて一つも見たいのがないなぁと思える日もあります。これって、どういうことかな。つまらないのばっかり、だからよーく見て、みたいのを見つけた時の喜びは大きい。今日見たのは「風に立つライオンさだまさし大沢たかお ケニア命と自然の旅〜」
 何十年か前、この歌を聞いたときは鳥肌が立ったのを覚えている。この歌に影響された人が何人か番組の中にもいました。ただ単に鳥肌が立ったわたしと彼らとの違い。話が飛ぶけど、この時季になると特に思い出す阪神淡路大震災や3月には4年を過ぎることになる東日本大震災。物凄い理不尽さを感じ憤りながらも結局は傍観者でしかない自分。
 もう一度見ようかと思って、録画はまだ消していません。心を大きく変えたいのではなく、あの番組の中で歌っていたさだまさしの歌や、大沢たかおの真摯な目をもう一度見たいから。その中でふと感じたことをもう一度確認したいと思うのです。
 今日は長男の誕生日でした。「もう」が付く33歳。そう言えば、今朝方の夢は長男が出てきていた。わたしは何にも教えていないのか…などと何だか落ち込んでた夢だったなぁ。現ではわたしに厳しいことなど言わない彼が夢の中でわたしに厳しい言葉を。変な夢。