されどバレンタイン

パリの石畳

 土曜日の勤務時間はいつもより短くて、今日も3時間余りで終わりました。入院している友達の病室へ寄り、お顔をちょっと見てから、用事があった友達のおうちにより、次はパンをお届けして午前中が終わる時間となりました。コーヒー豆がなくなったので、いつも豆を買う喫茶店まで買いに行き、そのついでにですが、お昼ご飯を食べないままコーヒーを飲んできました。お腹が空いていたけど、家に帰ってご飯を食べることにしました。お財布も淋しいし。
 N(末っ子)の誕生日の次の日にあたる昨日は、彼女も来てくれました。誕生日のには彼女のおうちでお呼ばれしてきて、翌日はこちらに来るという、なんと仲のいいこと。どちらの家も大事にしてくれるのね。お家大好きな彼らは家で作って食べるのが大好きです。昨日は、Nが麻婆豆腐を彼女が餃子を作りまーす、と言ってメールをくれていました。麻婆豆腐作りはすっかり段取りよく上手になっていますし、彼女の作ってくれた餃子は中身が楽しみな皮がバリッとしてうまく焼けていました。邦ちゃんの食事の時間をも考慮してくれて、その気持ちがうれしいです。

 お好み焼きやたこ焼きみたいに、ホットプレートで焼くのもいいねと思いました。食べ終わった後、昨日作ってそのままのケーキを、食べようねって言っていたのに、紅茶を入れた時には二人ともリビングで爆睡中でした。火が点いてるローソクを消してほしいので叩き起こしたという感じです。今日聞いたら寝てしまって、ローソクを消したのだけは何となく覚えてる・・なんて言ってました。誕生日の二日後の今夜、本人はやっと口にしたのでした。因みに彼女は、今朝食べていました。あと数分で出かける彼ら、そして、わたしは出勤時間で忙しく「悪いけど、自分で切って、その辺の何か飲んで食べてねっ」と、みんながそれぞれ忙しい朝でした。「昨日は餃子作ってくれてありがとう、美味しかったわ、また作ってね」と家の中をあっちこっち走りながら「またね〜」
 今日はバレンタインデーです。生チョコを作ったのは夕方でした。邦ちゃんにはチョコを買っていたのですが、この日はやっぱりいつものように作りたくなる「パリの石畳」です。ありがとうと言う邦ちゃんの笑顔を見ると、チョコはやはりうれしいのだなって思います。職場では娘が作ったのよと言って可愛く包まれたチョコバーをいただきました。ほんの少しのうれしさ、干からびた日常には必要な水分なのかもしれませんね。