桜が咲いていました

水仙のつぼみ膨らんで

 出勤日の昨日の朝はとても寒くて、離れた駐車場に置いている車のフロントガラスを見てびっくりしました。駐車場に着くまでは、まだ朝早い家々を何とはなしに見ながら呑気に歩いていました。東側に垣根のあるお庭からは朝日を受けたユキヤナギの枝がおはようってご挨拶。小さな白い花がみんな枝に並んでいました。一人にっこりしながら、緩い坂道を降りていきます。氷解スプレーは使い切ってしまっていたし水は持って来てないし、とにかくフロントガラスの凍り付いているのが解けるまでは走れませんから何とか必死で溶かしました。明日の朝もこうなっているかもしれないので、今日は予め2ℓのペットボトルを車に積んでおきました。それでも早く家を出なくては。駐車場が離れていて不便を感じる時もあるけど、こんな風に近所を歩くことが必然になってよかったのかもしれません。
 今日も寒い日でした。コートを着ていても風の通らないしっかりしたものの方がよかったようです。伊達に来ているだけでは風がびゅんびゅん通り抜けて行って体が冷えそうでした。
 車から見ると、川べりの桜の木が一本。小さな風に枝先を揺らせていました。春の風景、何年も変わらない季節の姿がありました。そう言えば、わたしにとっての小さな春の風景、通りすがりのお家の角にある白モクレンの、つぼみが膨らんできました。あそこのお家の白モクレンは少し咲くのが遅くて、いつも毎年楽しみにしているのです。わざわざ遠回りして、確かめていたりします。


 クリスマスローズがたくさん咲いてきました。なんでクリスマスってついてるんだったけ?忘れた。覚えては忘れる、の繰り返しだな。水仙の花ももうすぐパッと咲くのかな、つぼみが膨らんでいます。

 先日アサリをいただいた時にもう一つ、カガミガイと言うのをいただきました。白くて大きくて、初めて見た貝です。

 二日間塩水につけた後、茹でて中身を取り出して、砂のある部分を取りました。邦ちゃんは、珍しいからと言って率先して、茹でるのや身を取るのを積極的にしたそうでした。塩水の濃度はいつもお任せです。水に塩を入れてなめては「あ、もうちょっとやな」などと言いながら塩の加減をしています。

 ちょっとばかり悪戦苦闘の末、ニンニクバター炒めが出来ました。あんなに砂のある部分をはさみで取ったはずなのに、口に入れるとざらざら感がありました。珍しいものには、緊張します。でもありがたくいただきました。感謝。
 あ、もう12時、お風呂入って寝なきゃ。