清明

チェリーブレッド

 今日は二十四節気清明と言うそうです。外の景色の中にも我が家の小さな庭にも、春が清らかに生き生きと現れているようです。家から離れた駐車場への道すがら、家々の垣根から手を振るように咲いていたユキヤナギの白い色が少し薄れ掛けてきたと思えば、新しい緑の葉の色が増えつつあるようです。雨にも春の清らかさがあるようです。この頃の静かに降る雨のことを桃花の雨(とうかのあめ)とも呼ぶそうです。日本の言葉って素敵だ。

 ジューンベリーの花もいつの間にか咲きだしていました。清らかに、桃花の雨にぬれつつ・・

 秋に植えた時にはこんな八重咲のチューリップがあったとは知らなかったね、と話してた邦ちゃん。球根はまたそんな楽しみもあります。寒い時期を越えて地上に現れてくれてありがとう。冷たい時期、じっと地中に居て色んな夢を見ていたのかな、春の日に咲くためには必要な時期だったんだね。その愛らしい姿と共に冬の時期のこともひっくるめてチューリップを見ている、わたしです。こんな可愛い花にも応援してもらえるんだな。チューリップに感謝。

 冷凍庫に長い間入っていたスイートチェリーをパン生地に投入しました。ふわりと美味しい。冷凍のチェリーは粉の10%、ブルーベリーと同じにです。もう少し色がついてもいいぐらい。20%入れるとどうなるかな、やってみようかしら。
 夜食事を外で済ませてから末っ子と一緒に来てくれた彼女と、切り分けたパンを「食べよっか?」「お腹いっぱいだけど入りそう・・」「これ、チーズ載せてワインと合いそう!」「だよねー」インドのみやげ話に花が咲いた夜でした。スマホの中から見ることの出来るインド、保育のことを勉強している彼女、養護施設の子供たちとも触れ合ったようで、彼女の笑顔の素晴らしさを再確認と共に20代の感性でインドに行けることに遠い憧れを持ちます。遠いと言うか不可能なことだけど、60のわが身なので。(書いて驚くけれど、わたしって60なんだよなぁ)

 先日炊いた大根菜とじゃこの炊き込みごはんが美味しくて、今日はわざわざ葉っぱ付のダイコンを求めてござらっせまで行きました。大根は半分くらいの大きさでその分葉っぱも少なかったのですが、新鮮で美味しいからこれで良しです。ガスコンロで土鍋焚きです。