バーベキューの後の夜更かし

明日の朝お届けのバターロール

 土曜日の今日は午前10時半に仕事が終わって、その後パンをお届けしてからどこにも寄らずに家に帰りました。メールした友達はお仕事の日だったし、朝の洗濯の続きをしなくてはと。空模様はどこか不安定で、職場付近では雨の降った様子は見せてなかったのに、家に帰ってみると雨が降っていた模様です。洗濯機の中で脱水されているものをとにかく出して干すことにしました。
 邦ちゃんはざるそばを茹でてくれたけど、それは食べる気がしなくてシラスチーズトーストで軽くお昼を済ませた後、老健へ行きました。洗濯物を持って行きたいだけの用事でしたので、老健に着いたときベッドに父が居なくて、1階の食堂のあるホールで観劇しているらしいことを聞いて、顔を見ずに老健を出てきました。ホールは賑やかに音響が響いていました。楽しんでいるのかなとは思いながら、遠巻きに様子を窺って。こんな催しもあるんだな、なんて思いながら。実は、この前この施設のことをあまり好く言ってなかったので、「もう帰る」なんてまた言われたらいやだなぁ、などと思っていたりしたのです。まだ父の様子が安定しないために詰所の前にベッドが置いてあるままなので、耳が遠い父と大きな声でどうのこうのと話しもし辛いですし。洗濯物を置く用事だけをさっさと済ませて、ベッドに居なかったことをこれ幸いに「よろしくお願いします」と看護師?さんに言い残して。
 今日は末っ子の彼女が来てバーベキューをすることに決まっていたので、お肉などは邦ちゃんが買っていましたが足らないものを帰りにスーパーで買うことにしていました。老健を思いのほか早く出られたので、ゆっくり買い物ができました。なんだか薄情ではありますが。

 バーベキューの後、まだ残って燃えている炭火で「エスプレッソ淹れよっ」っていた末っ子でしたが、なかなか沸騰してこないからと言ってキッチンでいれることにしたようです。

 それじゃあと、わたしは大きなやかんで沸かして、コーヒーを淹れました。とっくに邦ちゃんは寝てしまいましたが、末っ子と彼女とわたしでキャンプの夜のようにひそひそとおしゃべりをしていたのでした。
 それも終わって、食器などの片付けもしてくれて、「おやすみなさい」をした後、テーブルで新聞を広げていると、バーベキューに誘ったのに「お腹が痛い」と言って断って部屋で横になってスマホのゲームをしていた長男が2階から降りてきましたが、口を利く気にならずにそのまま新聞紙を広げていました。一人でご飯をジャーからよそってお茶漬けを作ってずるずるとわたしの目の前で食べていましたが、一言もしゃべりませんでした。別に仲が悪い間柄ではないのですが、ただ口を利きたくなかったのでした。