震災があり、生活があり・・

バターケーキ末っ子のお嫁さんにハッピ

 書かない間に10日過ぎてしまいました。その間に九州では大きな地震がおきてしまいました。あの東北の震災から5年でまたこんなに大きな地震が。何度となくテレビに映し出される地震速報と九州の地図と震度の数字を見ています。つい、息子の住んでるところは大丈夫かと見ているのです。「まぁとにかくこっちは大丈夫です」と言うメールと震度が弱い方なので安心はしていますが、それは今現在のことで、いつ誰の身に降りかかってもおかしくない地震列島に住んでいるのだなとゾクッとしたり。今現在被災してしまった方のこと、心身の状態や現実の様々な問題、それは想像を超えているものと思われます。居ても立っても居られないと言う方などボランティアに向かう方々には頭が下がります。地震の被害の様子もボランティアの様子も、わたしには少し遠い、テレビや新聞を見てるだけの人なのです。でも地震列島に住んでいる以上、明日は我が身なのです。今何をすべきか真剣に考えなくては、いざというときに困らないために…とは思うものの、何も具体的に考えられないし、何もできていません。こんなままだったらきっと困るしきっと後悔するんだろうな。14日の夜から揺れ出した大地への牙、お願いだから早く収束して、もう揺れないでほしい。
 いつどうなるかのか分からないって心のどこかで感じているからこそ、普通の毎日、怒ったり笑ったりの日々がとても愛おしい。東南海地震が高い確率でやってくるという予想に、頭のどこかでつかみどころのない不安を抱えているわたしの住んでる辺りの人達にとって、東海以外のあちこちで発生する地震に、あぁ、次はここじゃないのか。と慄きながら暮らしているなんて、これってとても尋常じゃない気もします。
 というか、わたしがただ地震災害に対してよく勉強もしていないで心があたふたとしているだけなのかもしれません。事態が大き過ぎて・・
 そんな不安な毎日ではありますが、ちゃんとご飯を食べ、楽しいこともあったり仕事や家事もしていて、平平凡凡なのではあります。毎日作ったパンや心がハッとした時々には写真を撮ってたり、変わらない毎日でもあります。最新の写真は昨日遊びに来てくれた、か〇ちゃんとの時間です。一人目の男の子は今年から幼稚園に、二人目の赤ちゃんがもう7か月になって、その子と一緒に来てくれました。

 お昼は雑穀米を土鍋で炊いてありあわせのおかずででしたが、この土鍋で炊いたご飯をとても美味しいって言って嬉しくも、お代わりをしてくれました。

 抱っこひもの中であやしながら、フルーツティとパパーっと作ったバターケーキを。そうでした、ご飯のときは彼女が食べている時はわたしが抱っこしていたのでした。そんなことも子育て時代のこと、思い出されます。温かいうちに食べ物を口にしたことがあまりなかったな。

 手作りのチーズケーキ、「こんな美味しいチーズケーキ食べたことない」邦ちゃん。ほんとにうっとりするぐらい美味しくて、彼女の丁寧さが伝わるのです。

 ひじきのさっぱりした和え物もたくさんもらったので、今日仕事から帰ったお昼にもいただきました。冷蔵庫でひんやりしたのも仕事後の体に気持ちよかった。もう一度レシピ聞いとかなくちゃ。

 こんな和菓子も買ってきてもらいました。邦ちゃんが帰ってきて「か〇ちゃんがおじちゃんにって」って伝えると、二つぺろりと。そう言えば邦ちゃんとはまだ会ったことないのだけど、すっかり「おじちゃん」って呼ばれてます。そうそう、わたしも彼女から見たらお母さんと同じ。親子のような年齢だけど、友達。図々しかな。でも、昨日も気が合ったことを発見。「暮らしの手帖」の本、まず一番に読むページが一緒だった。黄色いページ「すてきなあなたに」が始まる前の「暮らしのヒント集」、それが嬉しい単純なわたしです。