2度目の食事会はタコパー

たこパー


 赤い、二つの鉢植えのカーネーションお花。 今日は末っ子夫婦が、家に招待してくれた。お嫁さんのお母さんとお父さん。それにわたしたち夫婦。大人6人でたこ焼きパーティーを。邦ちゃんは初顔合わせ以来二度目、わたしはその後お引越しの時に偶然あったので三度目です。
 この時間に来てねと言われていた時に調度着いたのだけど、ピンポーンしたあとドアが開いたと思ったら、眠気眼の顔とぼさぼさ頭の息子がいた。どうやらお嫁さんは昨夜は実家に行かざるを得ないことになり、実家からご両親と一緒に途中で買い物をして帰って来るとのこと。慌てて掃除機をし始めた息子。わたしには「ご飯炊いてくれる?うわー寝てしまった」って、えっ!?みたいなわたし・・取りあえずご飯を仕掛けて、何かしようかな、と言ってもたこ焼きの材料は買い物から帰ってからじゃないとないし、お箸とかでも出しとこうかな。と言っても「どこにあるの〜?」と掃除機をしている息子の手を止めることに。「ま、ゆっくりしといて」とは言われても、なんだか落ち着かないし。やることがなくなったなぁーと思ってた時に、声が聞こえてお嫁さんたちがみえました。「わー、お久しぶりです」と親しみを込めてお互いにご挨拶を。新婚さんのテーブルを囲む大人6人のタコパーの始まりです。ひざを突き合わす、その名の通りの。
 コップにノンアルコールのビールなど注いで「カンパーイ」たこ焼きの進行は二人に任せて、気取らない飾らない話しが飛び交いました。お嫁さんのご両親とこんなにも楽しく過ごせるものとは思いもしなかった。息子たちのお蔭で楽しい時間を過ごせたことに感謝。
 タコパーの後、息子は美味しいコーヒーを淹れてくれました。邦ちゃんはいい気持ちになって隣の畳の部屋でごろりとして寝息まで立てていたのでコーヒーは5人で。若者たちはその時にアイスクリームも食べて、父母たちはコーヒーの後、ベツバラにアイスクリームを入れたのでした。
 そろそろお開きと言うときに、母たち二人に赤いカーネーションの鉢植えとそれぞれの喜びそうなプレゼントを用意していてくれたのでした。カードには小さな文字でお手紙も。ありがとう、ありがとう。社交辞令じゃない心からの「また会いましょうね、よろしくね」そんな関係を結んでくれている若い二人にはとても感謝している。