友だちのお見舞いに

甘夏マーマレードとチョコのパウンドケ

 今日から仕事スタート、と言っても365日シフト制なので区切りがあるようなないような。
 平日以外は早く仕事が終わるので、そこは気に入ってるポイントです。今日は早く終わったこともあって、仕事の帰りに友達のお見舞いに行きました。大晦日に入院することになったとメールがあって、急なことにビックリしました。
 わたしより少し先輩で、年金給付がある年頃ですが、それだけでは心もとないので頑張って働いている友達です。離婚しているので頼るは自分の健康のみ、体だけは一番に気を付けるようにとは日頃お互いに言い合っていました。しかし、忍び寄ってきた病気です。この自分は元気だと思っている、根拠のない独りよがり。これに気付かされた出来事です。
 ベッドで横になっているのが心許ないような彼女の言葉でしたが、ちょっとシフトチェンジしたらどうかなっていう、考える休養の時間じゃないの。と、偉そうなこと言ってたわたしです。彼女だって、そんなに仕事をしたいわけではない、生活のためなんだよね。体が言うこと利かなくなって入院しながらも、その支払いのことを気に病まなきゃいけない、そんなおひとりさまの老後。そんな彼女を前にして、なんて言ったらいいのか。また時間を見つけて病室に行ってこようと思いました。
 仕事から帰ってくると、邦ちゃんは実家へと帰った後らしく、キムチ用に干していた白菜がもう片付けてあって、塩漬けしていったようです。テーブルの上には、計算したのかメモ書きで白菜のg数と塩の%と分量がありました。昨日は、古くなって使い辛くなった庭の物干しを新しくしてくれていました。セメントの台、木材、屋根の部分、干す部分などいつの間にか調達していたらしく、少しずつ作り上げていたものが昨日完成したのです。ありがたいのですが、難を言うと木製だもんね。雨に濡れて朽ちてくると思われます。
 だがしかし、こんな風に何でも作り出したりやろうと思ったりして、その点は尊敬しているのです。職場でもたまに、そんな邦ちゃんのことを話すと羨ましがられることがあります。でも、職場の大体の人は夫のすることが気に入らないようなことを言っているのです。あぁ、それでは旦那さんは何もやらなくなるだろうよ・・、なんて心の中では思いながら聞いているのです。先ず、感謝しなきゃ。でも、言えません。みんな夫々嫌なところもあるけど認めるところもあるから、惰性とは言え離婚することもなく、平穏無事にのほほんと仕事しながら、夫のことを話しているのだから。それって、とっても幸福な事なんだよって、また心の中で呟いてるわたしです。
 

 思い立ってサボアケーキを焼きました。薄力粉とコーンスターチが半々で、油脂がほとんどないケーキ。焼いて直ぐに、そばに居た長男が食べたそうだったので、切り分けました。油脂がほとんど無い分、時間を置くよりもすぐにふわふわのを食べる方がいいのかも知れません。なので、、お腹がいっぱいのわたしもつまんでしまいました。