小さな春

プルマン&ガトー・マイス

 午前中は日差しがありましたので、焼いたパンを冷ましている間お布団を干して、床を拭き掃除しました。こんなこと書くのは、普段はあまり拭き掃除をしないからです。体を動かして温かくなるし、床がきれいになるしお腹周りが少しでもマイナスになるかも?と。




 庭先では、小さな春がそっといました。小さな春、まだ早い春、ですが。そういえば、明後日は節分です。
 そういう言葉からでも、春が近づいてきているのを感じ取れます。気温の低さや風の冷たさよりも、少しだけ温かみのある方へ気持ちが行きます。こんな風に春を待つことが好きだな。いざなってみる春よりも春を想像してる方が好きだという天邪鬼です。

 プルマンと一緒に焼いたガトー・マイス、と言うお菓子。
 マイスとはトウモロコシのことだそう。
 米粉コーングリッツで焼いています。ので、グルテンフリーのお菓子、今日も。
 でも、焼いてみるとまとまりがない感じで、口の中でサワーッと砕けます。色がとっても黄色く焼けました。
 なかには、レーズンとクランベリーを入れましたが、型に入れてから時間が経って焼いた所為なのかどうか、中身が沈んでしまいました。

 昨日焼いた、ビスキュイ・ド・シャンパーニュシャンパンの産地として有名なシャンパーニュ地方。そのシャンパンに浸しながら食べるという伝統があるそうです。
 ビスキュイ、なので卵は共立て。粉は米粉だけ、油脂は入っていません。さくっ、ほろっっとした食感です。かるーくて繊細な感じ。甘くて軽い、おしゃれなお菓子。

 先週末の土曜日は、末っ子夫婦が遊びに来ました。

 二人からのプレゼントをもらいました。彼女曰く、なんでもわたしと初めて会った日記念9回目だそう。女の子って、記念日が好きなんでしょうけど、わたしと会った日記念なんてあるのね。
 二人からっていうのは、この前のわたしの誕生日にはあまりプレゼントが出来なかったからと言って、その分も入っているのだとか。男の子だけだとこんな風にプレゼントされることはないでしょうね。嬉しい限りだわ。
 この日は久しぶりにお好み焼きをしました。筑前煮が食べたいっていうのでお鍋いっぱいに炊きました。炊きすぎだろうっていうぐらいでしたが、二人ともよく食べてくれました。もういい大人なんだけど、子供はいつまでも子供で、かわいいもんです。食事の後、洗いますって言い張るお嫁さんだけど、いいのよ、全然。すっごく楽しい気分なんだから。
 日曜日は邦ちゃんとお出かけ。愛知県美術館ゴッホゴーギャン展を観に行きました。美術館に行くのも、邦ちゃんは一番です。お出かけは大体朝一番なのです。お蔭さまで、入館前にそんなに並ばなくてもよかったのかな。下の階では日展もやっていて、そこも人の列でした。
 ま、この日は美術館と言うよりもお目当ては他にもあったのでした。クロサワ楽器です。
 オアシス21の徳兵衛でお昼を食べた後、歩いてクロサワ楽器まで。この辺歩くの久し振りだねとか言いながら、暖かな日でしたので気持ちもよかったです。
 ですが、、クロサワ楽器に着いたらお目当てのバンジョーはありませんでした。そうなのです、邦ちゃんはバンジョーを求めてやって来たのでした。ずらーりと並ぶギター、ギター、ギター。あり過ぎて何がなんだか、もちろんギターも気になる邦ちゃんなので、ギブソンやマーティンとひしめく様に並んでいるギターを惚れ惚れと見ていたのですが。店員さんにお聞きしたところ、バンジョーは東京のお茶の水にしか置いてないという事でした。高い買い物だし、必要性を感じないので、内心ほっとした私ですが、「ネットで買うしかないなぁ」とつぶやいてました。
 バンジョーだなんて…。と思うわたしは、鬼嫁なのでしょうかね。