夫婦の変化

プルマン きび砂糖で

 7月になりました。道理で暑いはずです。今年初めて、リビングにエアコンを入れました。邦ちゃんがですが。ストーブにしろ、エアコンにしろ、扇風機をしまうのも、全部邦ちゃんです。そういえば、今日は「洗って」と言って、テレビの前に敷いてある冬用の敷物を取ってました。取ったその下はリビングの床ではなく、畳の様な敷物です。それを調達したのももちろん邦ちゃんでした。そういうことを一切しないわたしって…。夫婦のそういう形って、いつの間にかに出来上がるものですね。ってか、わたしずぼら過ぎか。
 邦ちゃん 「ビールがなくなるから買ってきて〜!」
 私    「え〜!?段ボール入りの、勝って来てよ自分で。」
 邦ちゃん 「・・・・」
 私    「自分で買ってよ、重たいんだから」
 邦ちゃん 「・・・・」
 お昼ご飯の時に最後のビールを飲んだからもう無くなりました。そして、
 邦ちゃん 「カーマへ行って来る。何か他に買うものない?」
 私    「うーん、ないかな」
 年を取ると夫婦のやり取りにも変化が出てきます。まだ若かりし頃、こんな風な会話をすることなど夢にも思ってなかった。ま、わたしがいろんなものを一人で飲みこんでいたような気がする。我慢と言うやつかな。それは、独りよがりの我慢だったのかもしれないし、忍耐というものだったのかもしれないし、今はもうどちらでもいい。悔しい思いや腹立たしい感情を長々と持ち続けることは出来ないし、良きにつけ悪しきにつけ人は忘れることが出来る。また、忘れなければ先には進めないとも思える。
 こんなこと思うのは何故かしら。今日、末っ子夫婦が来た時にお嫁さんから「お腹の中に赤ちゃんが出来ました」と聞かされたのです。思わず「やったーー!」と叫んだのですが、その後あれこれと自分たちの若かりし頃のことを思い浮かべていたからかもしれません。
 日記をこうして書いていると、ほんと思いもよらず文字が先走ります。だから、楽しい。

 これは昨日の畑からの。今日も同じ様に収穫がありました。ほんと、趣味にせよ畑仕事をしてくれる邦ちゃんに感謝です。

 朝ごパンに、黄色のトマトを切ってみました。桃太郎だそう。えぇ、どうかなぁ?と思ってましたが、甘みもあって美味しい。さすが桃太郎、かな。

 忘れっぽくなった自分の為に、書いておきます。ナスの煮つけ。そんな料理名だったっけ。

 ナス・・・6本。半分に切って、薄く切り目を包丁で入れて水に浸けてあく抜き。
      水気をふき取って、油大さじ2でさっと炒める。赤唐辛子2本小口切りと一緒に。

 だし汁・・・2カップ
 砂糖・・・大さじ2 
 みりん・・・大さじ2
 を入れて数分煮る。
 しょう油・・・大さじ2と1/2
 を入れて、ナスがくたっとなるまで弱火で煮る。

 炒め出してから、約30分です。
 その日よりも、冷蔵庫に入れて翌日の方が味が浸みて美味しい。