四国のお土産

プルマン

 今年の夏はエアコンの中に居ることが多い所為なのか、体がダル重い。よくないと思いつつ、つい冷たいものを口にしてしまいます。昨日は、なんとサイダーの類を飲んでいた。一口ではなくぐいぐいーっと。うたた寝してしまった後だからか、体にしみて美味しかった。四国に行くまでは、冷蔵庫に常備していた砂糖なしのコーヒーゼリーや味付けしていないただの寒天など、また作らないといけません。喉に一息涼風が欲しいのです。


 暑いけど、パン焼はいつもの様に。プルマンは2回焼きました。旅の間は朝夕はしっかりご飯を頂いたので、パン食が恋しくもありです。でも、朝のメニューはいつも和食を選ぶのですが。「うーん、やっぱり和食かな」って。つくづく日本人って和洋折衷取り入れていて贅沢だなとも思います。贅沢とは違いますが、行事にしてもそう、8月のお盆って仏教だけど、ハロウィンにクリスマス・・あまり訳が分からないのにやってたりするのもあったりして。ま、あまり拘らなくてもいいのかな。そうだよ、もうこの年まで色々通り過ぎてきたんだしね。って、呑気なことの言えるのどかな日々です。
 8月は原爆の日終戦記念日があって、こんなボケーと生きてるわたしでも、戦争を生きてきた人たちの事に思いを馳せます。たった72年前の悲惨なこと。テレビや新聞で見聞きするのが精いっぱい、わたしにできること。こんな私でも、この時季は手を合わせて祈る気持ちになるのです。昭和一桁生まれの父と母は若かりし頃十代の頃、どういう日々だったのか、たくさんのことを聞いておけばよかったのにと後悔します。話したかったけど話さなかったのか、話したくはなかったのか、今ならそっと耳を傾けていろんな話を聞きたいって思います。
 今日のこの日、平和な空の下で生きていることに感謝。そして、合掌。


 四国から買ってきたお土産で、旅の思い出に浸っています。
 とうまんとタルト、どちらも古くからの四国の名物です。まだ小学生の頃の夏休みを思い出すのです。記憶の底に何となく残る、夏の景色やみどりの風の匂い。タルトは柔らかくて甘いお菓子。とうまんはじっくりと味わえる素朴なお菓子。遠い昔に口にしたその味わいが、年を経てジワーッと押し寄せてくるのです。「あー、これこれ」独り言です。平和に感謝です。

 モロヘイヤは採ってきてすぐ茹でた方がしんなりしません。葉っぱを一つずつはさみで切ってさっと茹でてお浸しに。昨日は玉ねぎとミンチを炒めてスープ(中華スープのもとで)を入れてから最後に刻んだモロヘイヤを入れました。しょう油とごま油も効いてボリュームのある元気なスープになりました。が、わたししか食べませんでした。

 畑ではナスがたくさん採れます。ガスオーブンに6個ほど並べて焼きナスに。「美味しいやん」と、このところ少しハマっています。ナスとピーマンと豚肉のみそ炒めにしても美味しくて、邦ちゃん絶賛でした。「ナスが美味しいからよ〜」って言っておきました。