土曜日に焼き鳥屋さん

レーズン食パン

 週末の土曜日の夜は、エアコンを入れないで過ごせました。今日は入れているので、あの日だけですが。
 土曜日は末っ子夫婦を呼んで庭で焼き鳥をしたのでした。珍しく長男も一緒に焼き鳥で庭のテーブルを囲みました。

 準備は邦ちゃんが、お肉買う事も炭おこすことも一手にやってくれるので私は楽チンです。わたしがやったことと言えば、テーブルの下辺りにぼうぼうに生えている草を抜くことぐらいです。末っ子夫婦の結婚式を挙げたのが調度一年前のこと。あの日の楽しい幸福な時間を思い出させてもらえたり、おなかの赤ちゃんのことを喜べたりと、幸せいっぱいを彼らからもらえてることに感謝です。長男も少しずつこういう雰囲気の中に一緒にいるようになってほしい。「花の独身」とか言いながら、内心どうなんだろう。何とか安らげる家庭というものを作ってそれを味わってほしいと願うのは、欲深い親の気持ちなんだろうか。何が幸福だとかは決められないけど、結婚しない人生は、わたしにはなんだかなぁ、なのです。日本の現実はきびいしいけれどね。ま、なるようにしかならないのかな。なせば成るのかどうなんでしょう。
 「子供と一緒にお酒が飲めて、幸せやな」なんて、邦ちゃんのそんなささやきが聞こえたような。そうなんです、今が幸せ。こういう時間のあることが幸せですね。あまり欲深いことを思わないでおきましょう。

 日曜日は午前中は、邦ちゃんと同じ用事でお出かけしました。二人ともメガネの調子(というか、目の調子)が悪いので、眼鏡屋さんへ。結局、わたしは遠近両用の方はそのままで、老眼鏡の方を新調することになりました。邦ちゃんは、眼鏡でどうこうなるという事はないようなので、今のままで続行だそうです。白内障があって、それは眼鏡ではどうにもならないようで。
 午後は畑に行ってお手伝いすることに。そのままになってランナーが延びたイチゴの苗を、土から掘り起こしてポットに入れていく作業でした。簡単にはいきませんでした。腰は痛くなるし、つい愚痴って「あー、もうしんどい。」と口走った私ですが、「そこに座って休憩しとき」と、なだめてくれる邦ちゃんです。こういう地道な作業をよくできるなと思います。地道なことをコツコツとするのは私の方が得意だと思ってましたが、そうでもなさそう。土を触っているとなんか変わるのかしら。
 今朝は出勤の時、少し涼しくて、秋の気配を感じたのでした。この秋の気配を感じることが、若い時は無性に寂しかったものですが、今はそうでもありません。あの、寂しく感じた頃をちょっと懐かしんでしまいます。