誕生日、そして祖母になるわたし

先日のタコパー

 季節の移ろいが早すぎる気がします。大好きな秋、思いっ切り心を楽しませてあげたい。だから、ゆっくり過ぎて行ってねって思います。今日は部屋の中でカーディガンを着ています。靴下もちゃんと履かないと冷えてきます。
 1週間前に誕生日だったわたし、63歳になりました。一つずつ、みんな平等に増えていきます。年齢の取り方に不平等があったら面白いけど。初めから決めてある何歳かのレールの上を少しずつ歩んでいるのかしら。そのレールの長さは自分にも誰にも分らないものですね。このレールの上は決して前にも後ろにも行けない。今を、この瞬間を歩いて行くのみ。一日一日が大事なはず。それなら、いい一日自分らしい一日、誰かの為になる一日、微笑んでいる一日・・、どんな一日を送るのかは、その人それぞれなのかもしれません。その人らしく、だから価値観も幸福も夫々でいいのかも知れません。あぁ、秋って思慮深くなるんだね。なんて。
 先日は末っ子夫婦が泊まりに来てタコパーをしました。タコパーは若い人たちが率先してやってくれるので楽チンなのです。というか、邦ちゃんと二人でやることはまあないでしょう。

 自分のためのバースデーケーキは焼きませんでしたので、末っ子夫婦が買って来てくれたショートケーキは嬉しかった。朝食の後でお茶の時間にいただきました。ありがとう、美味しいケーキ。わたしにはマスカットのショートケーキです。末っ子は朝早くに起きてリビングでウクレレを弾いていました。ギターではなくてウクレレ。「ハッピバースデーツーユー」♪〜♪ 大げさでなくて温かい気持ち、それが一番うれしいのです。ありがとうを、心に刻みます。あなたたちも温かな家庭を作って行ってねと願わずにいられません。

 季節の花、シュウメイギクも咲いています。いつも思うこと、自然は素晴らしい。シュウメイギクが咲き、秋を感じ季節の過ぎ行くのを想い、自分の日々を思わされます。留まっていると澱んでしまう、そうならないように新しい明日を待ち焦がれるような自分でありたい。



 一番下は、カブの間引き菜です。たくさんたくさんあって、消費できません。さっとベーコンなどと炒めていただきます。ニンジンやホウレン草の間引き菜もたくさんあり過ぎて・・。ぜいたくな悩みです。ナス・ピーマンはまだどんどん採れています。こんな野菜いっぱい育てている邦ちゃんには尊敬しかありません。わたしは出来ないなぁ、野菜たちへの細かな心配り。せめて、採れるものはガンバッテ食卓に上がらせたいとは思います。昨日はほうれん草の間引き菜でバター炒めしました。シンプルイズベスト、美味しすぎです。

 昨日は豊田市美術館へ行った帰りに末っ子夫婦がお茶に寄っていきました。晩ご飯も食べて行ったらと思ったのですが、前日に友だちを数人呼んでそのご馳走の残りが食べきれずにあるので、それを帰って食べますという事でした。彼らの楽しい週末を窺い知れます。
 お茶の時間のおやつがこれと言ってないので、さっと焼けるもの・・、をあれこれ考えてこれにしました。チョコのリングケーキ。彼らが家に入って来るなり「あーチョコの匂い!」って言ってました。お嫁さんのつわりもすっかりなくなって食欲が出てきて私も嬉しい。「男の子だった〜」と嬉しい報告。前日には、産婦人科での診察室からの風景とおなかの赤ちゃんの画像を送ってもらっていたのです。のどかだ、どうかこのまま幸せに。