自由

おはぎ

 朝起きた時、なんだか喉がまた嫌な感じ・・。しつこい風邪の症状だなぁって思っていましたが、今はそれほどでもなく、一日家の中でゆっくり過ごせたからなのかどうなのか。外に一歩も出ないって言うのもなんだかなぁ。テレビでは朝リビングに降りた時から平昌オリンピックが。冬の競技ににわかファンになって、画面を追っています。のどかな休日です。
 のんびりとおはぎを作りました。冷蔵庫に常備している小豆煮を砂糖を加えて煮詰めた餡で簡単に。もち米2合分で何個出来たのかなぁ。2個は冷凍庫に入れて残りはお皿に入れていたのですが、夜ごはんの後、長男が一気に食べていました。長男も甘いもの好きです。
 「これも手作り?」「まあね」スマホで写してSNSに投稿していました。この頃は作ったお菓子などは、専らわたしではなく長男がSNSに。友達と連れ立って何かするという事のなさそうな彼ですから、せめてSNSで何か誰かとかかわっているのもいいのかも知れません。
 録画しているテレビ番組で、NHKドキュメンタリーETV特集「長すぎた入院」を先程観ました。その内容には驚きと怒りでいっぱいなのですが、そのことは今は置いといて。66歳の男性ですが、40年近く精神病院での生活を余儀なくされて、いざ退院となって病院じゃない外の世界に出た時、色々変わっていて困っただろうなって思いました。ご自身でも「浦島太郎ですね」なんておっしゃってました。今は10年ひと昔って言うのかな、それとも5年ひと昔なんでしょうか。10年も前からでは変わっているものがたくさんあります。その逆にこの先10年も経つと、また色んなものが変わっているんだろうな。
 ただ、閉ざされた中で不自由に生活しているのではない、何がどう変わろうと、こんな自由を心底有り難いと思えるのです。