小倉あんパン☆バターロール

小倉あんパン・バターロール

 仕事が終わって、まだ明るい外って云うのはいいもので、つい寄り道なんかしたくなって。そんな気持ちにさせる明るい空だったのです。
 しばらく会っていない近所の友人とお互いの近況報告なんかしながらゆったりと時間を過ごしました。何気ない会話って、何気なさの中に何かがあるんでしょうか。何気ないのにそれがあるとないのとでは心の中に吹く風が違うように思えます。
 彼女はパンを焼くことを趣味としていたけれど、今はとてもそんな時間はない様子だ。とにかく良く働く!そうか・・私なんか、時間がなくってなかなか焼きたいパンが作れないなぁなどとぼやきそうになるんだけれど、それが贅沢なことなんだとしみじみとこうして、とにかく焼けることがありがたいことなんだって思えるのでした。

 帰宅すると、Kさんはリビングでごろっと・・・。と思いきや庭を見ると、藤の木の枝をきれいに切り取ってあります。ぐるぐる巻いた藤の木の枝でリースを編んでいたね、去年は。木の下は切り外した枝が足の踏み場がないほどたくさん置いたままになっています。上手な人はこの枝で籠とか作れるんだろうな。前回も、前々回も・・・。そんなことを思う日がやってきた、1年はあっという間です。
 休みの日でも家のことをあれこれやってくれるKさんが、数日前に作ってくれた味噌漬けを今夜はいただきましたよ。
 
 お正月に釣ってきて冷凍していたグレをどう調理しようかとネットで検索して、この味噌漬けに決めたようです。インターネットさまさまです私にとって・・。