奈良 斑鳩へ

 今回は、役場に介護認定の申請に行くというか、何も分からないのでまずは父の住んでいる町の福祉課を訪ねて相談してみようと出かけました。

 民生委員さんも行きますと言ってくださったので、親友の○っちゃんも同行してくれて役所の福祉課の方とお話をしてきました。
 26日に父の入院先で介護認定をしてもらうことになりました。その結果が出るのは一月ぐらい掛かるそうですが、まず第一段階の結果と言うか報告をわたしのところに電話してくださるそうです。 
 その介護認定がまず要るということも始めて知りました。ま、とにかく何にしても初めてのことだらけですが・・。

 
 電車で行くわたしに、○っちゃんは足になってくれて役場、病院、駅と走ってくれたんです。父の姿を久しぶりに見た彼女にはどんな風に見えたかしら? 父は大変喜んでいました。 病室で大きな声で。帰るときは、ベッドのわきのカーテンをサーッと引いていつまでも手を振っていました。あ〜〜歳を取るということ・・じわーっとくるものがあります。今度連れに来るからね・・

 そして、彼女のお母さんにも久しぶりに再会したんです。そう遠くないところに彼女のお兄さんと二人で住んでいるんです。いぜんから明るい笑顔のたのしいお母さんでした。ぱっと見たとき、全然変わってないわぁと思いました。でもお母さんの足は不自由で車いすが置いてあります。 デイサービスも最初は嫌がってたけど、今では楽しく行っているんだとか。近くに子どもがいて声をかけてくれるからうれしいわとお母さんが言ってた。わたしは少々肩身が狭い思い・・

 わたしがちょっとだけ顔を見せたことを大変喜んでくださって、先ほどの父ではありませんが、動きにくい足を引きずって玄関先まで来ては(見えなかったけれど、手を振ってくださっていたのでしょう)
 温かいものを感じずにはいられませんでした。 あ〜〜歳を取るということ・・


 親友とは有り難いもの・・
 お互い、話すことが山のようで、なのに取り留めないことを話してたかもしれないね。
 親友とは、そんなものかな。
 今度いつ会えるともわからないけど、それがいつになっても何ら支障はないね。お互い、同じように歳を取るということ・・