末っ子のライヴ

　昨日は末っ子のライブに行きました。名古屋今池の「TOKUZOU」へ。末っ子の彼女と一番前の席に座って、写真撮る手も動かないまま。エネルギッシュな歌声を彼女とわたしはそれぞれ違う感慨で聴いていたと思います。ライブ終わって家に帰ってからの家事を思うと二の足を踏みそうなわたしでしたが、行って良かった。
　「得三」でのライブは二度目らしい。ステージに居る彼はパワフルで、どこにそんなエネルギーがあるのかとつくづく感心させられてしまいます。いや、若いと言うことか。仕事しながらのこんな活動たいへんだなって思うけど、逆にこんなことがあるから働けるのかなとも思ったりして。
　わたしを和ませてくれたのは「僕のおじいちゃんは奈良に居て・・」なんて、おじいちゃんのことを話していたこと。「だからというわけじゃないけど奈良が好きで、奈良に行こうという曲です」と言って歌い出した「急行奈良」だったかな、そんなタイトルでしたっけ。これまでわたしにはないと思っていたわたしの親と孫との普通の関係が嬉しかったのでした。不思議な感じでした。これまで心のどこかに追いやっていた父の存在が今、何と平凡なありふれた普通の姿でステージの上からはなされている・・。わたしにはこんな普通がずっとなかったから、この普通さに心が温かくなったのでした。なんだか変だけど、父に対しての気持ちも少し変ったかもしれません。
　

　今日の仕事帰り、スーパーのATMで偶然友達に会って、コーヒーとパン。話の半分はこれから先のこと、年金や税金など・・あぁ、なんてため息ついたりして。ため息付ける相手がいるからまだいいか。