堺市の叔母宅へ

お好み焼き 利休で


 朝6時に出発して大阪堺の叔母宅に着いたのは10時過ぎだった。叔母に呼ばれて行く予定を入れていた。邦ちゃんと二人で出かけた。父が建てたお墓に関する墓仕舞いの件でだ。わたしの知らないところで父は叔母にお金を預けていた。叔母は会計に明るい人だと言って、知り合いの人に預かったお金の収支などを依頼していて、わたしたちはその人から説明を受けることになった。
 一応話を聞いて、その言われるままに従ってハンコを押して「はい、わかりました」すべて事後報告で、あっけに取られたりしながらも「お世話になり、ありがとうございました」なんだかなぁ、けむに巻かれたような、いや、とても正しいような。今回は父の預けたお金に関することが主なので、お墓に関してはまだ問題点があって、スッキリとはしていないけれど、その話の相手は今度は四国のいとこになる。取り敢えず大阪の叔母とは、ごたごたがなくなった。わたしの中では不満が残るが、それは心情的な問題なだけで。
 お昼にお寿司をいただいて、帰ることに。「あぁ、やさしいご主人でよかった」などと叔母は何度も繰り返していた。邦ちゃんが一緒に来てくれてほんとによかった。

 堺からの帰り道、育った斑鳩に立ち寄った。父が住んでいた家が更地になったのも確認できた。すぐ近くの法隆寺に行こうか。久しぶり・・。小さい頃の懐かしさがよみがえってくるようだ。わたしの今の心境に似ている強面なので思わず写真を。夢殿にも入った。もうすっかり観光者としての自分だわ。歩きながら、奈良はいいな、次は東大寺にぜひ行きたい。薬師寺も、春日大社も、、。

 悠久の時を感じる、のんびりさがたまらない。