還暦過ぎた二人のクリスマス

クリスマスケーキ

 邦ちゃんではありませんが、クリスマスのことは以前に比べるとボヤーッとしてきたというか、あまり意味をなさない日になって来つつあるようです。日本人にとっては、と言うか、わたしにとっては結婚してからはずーっと延々、なんだか楽しくて忙しい日。ケーキを作りプレゼントを用意し七面鳥じゃない普通の鶏肉を焼き、食卓もそれらしく整えて・・。何家族かで集まってパーティしたり、子供たちみんながテーブルについてそれなりのご馳走をしたり。それらは思い出の一コマ、過ぎた懐かしい日のことです。
 長男がいるとしても、ほとんど夕ご飯は夫婦二人で食べているこの頃。作り甲斐もやりがいもなくなって、段々消滅していくものなのかなぁ。何にもしないでもクリスマスはクリスマス。ふーん、って知らん顔していても時は過ぎてそんなこと消してくれるかもしれない。だけど、そんな風には日々を過ごしたくはないので、自分の出来る範囲でやっている。ささやかなプレゼントを用意して、ありがとうの笑顔にニンマリしている。誰か、淋しい気持ちになっているのはやっぱり嫌だから、メリークリスマスって微笑んでいたいのかなぁ。
 そもそも、イエスキリストの生誕の日でしたよね・・。
 昨日のお昼ごはんと夜ご飯です。

 今シーズン初のキムチは白菜がちゃんと塩に漬かってなくてなんだか硬くて嫌なので、わたしはあまり食べていません。邦ちゃんが毎晩せっせと晩酌のお共にしています。大量なので、次のを作るためにも早く消費せねばと、昨日はキムチチャーハンにしました。手前キムチに手前味噌のお昼ごはんでした。「美味しいねー!」何度も言っては二人で納得の味。

 二人でつつましくチキンを地味に。チキンをクリスマスにってことになったのはKFCの広告からだとかなんとか。きっかけはどこにあるにせよ、やっぱりこの日はチキンなのですよね。
 クリスマスケーキのスポンジはズルしました。出来てるのを買っちゃった。トッピングは家の冷蔵庫にあったものとフルーツ缶で。キウイはレインボーレッドキウイと言うものです。ニュアンスのある色合いが好き、お味も邦ちゃん共々お気に入りです。
 チキンとクリスマスケーキ、また来年もこんな感じなのかどうなのかな。先のことは未定です。