長男34歳の日

でっかいイチゴのケーキ

 仕事の後、午後からは気忙しかった。することがいっぱいあるのに、友達のメールを読んで「家に来ませんか」って誘っていたり。でも話し相手が欲しかったってことかな。家に帰って、急いでお昼を済ませて、彼女が来てから一緒におぜんざいを食べながら、わたしは立ったり座ったり台所仕事をやっていた。
 キムチ作り、お赤飯、誕生日ケーキ、夜ご飯の支度。キムチの白菜は日曜日に塩漬けしてくれたものだから今日はもう塩漬けを洗って、キムチ漬けしなければ。
 もう夜中の1時過ぎてしまっている。先ほど、ってずいぶん前PCの前でうとうとしてしまってこんな時間。明日の朝のパンも焼かず仕舞いだし、早く寝て明日焼かなくては。そんなわけでキムチ作りのアップはまた今度。

 長男と食後、紅茶と共にケーキを食べました。邦ちゃんはそれより先に一人で。ハッピバースデー、34歳。これまで食卓のテーブルに居る時スマホを触ることはなかったように記憶しているけど、今日は手に持ちながら「facebookに誕生日おめでとうが200件もあったよ」なんて言いながら、全部に返事を打っていた様子。リアルにおめでとうと祝ってもらう人はいないようだね。それでも、彼の心にとってはハッピーなことなのだろう。SNSのそういう繋がり、わたしには解かるので理解できる。ただ親としては、リアルに誰かと心を通わせてほしいと願うのだ。