ピタ

ピタ

 ナゴヤドームのそばにある名古屋市東文化小劇場に出かけました。中国琵琶演奏を聴くのは調度一年振りです。折角行ってなんなんですが・・・気持ちよいくらいすやすや眠っていました。涂 善祥さんは素晴らしい演奏家だと思いますが、眠気には勝てませんでした。ところが、ゲストのソプラノ歌手矢野 留美さんのこの歌声で眠気が飛んでしまい、不覚にも涙がこぼれてきたのです。そんなには知らなかったのです、紅白でも聴いていなかったですし・・・。ただここ最近(って、遅いかー?)この歌のことをテレビで見かけてその詩に感動してはいました。
 この歌を聴いてどれだけの人が癒されたでしょうか。掛けがえのない人を亡くした人には心に染み渡る詩ですね。涙がこぼれても、悲しいからではなくて温かい落ち着いた涙なんです。

千の風になって

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています

秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 死んでなんかいません
千の風
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています

千の風
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています

あの大きな空を
吹きわたっています