午後のお茶

ブルーベリーブレッド

 もう寝なきゃ。
 窓を開けて夜空を見上げると、
 月がぽっかり。
 最近月を眺めること忘れていた。
 こんなちっぽけなわたしのそんなことお構いなく、
 でもどこかやさしげな顔をしている。
 

 なんてささやかで、なんてせせこましくもあるわたしの毎日。
 おおらかに、おおらかに月のように。


 友達とのおしゃべりは、土が乾燥しちゃった植木鉢の花にお水をやるように、
 干からびる寸前に我に帰れる。
 その話の中の、彼女の愚痴も、栄養になる気がする。
 邦ちゃんの実家からのお土産の和菓子で、午後のお茶の時間。リフレッシュタイムなり。