紫芋が届きました

ムラサキイモパン

 一日の終わりに目を閉じて、浮かんでくるのは・・道路わきの落ち葉たち。車の前をその葉たちが一斉にかけっこしていた光景。思わず止まりそうになってしまったほど、まるで意志のある様な走り方だった。落ち葉の家族のお引越しのように。
 2013年の11月、あっという間に過ぎたようにも感じるけれど、そうでもないような。月の初めの頃、奈良で一人暮らしの父がわたしの住む所に来たいと言っていると言う連絡をもらった。普段は疎遠の父。気に掛かりながらも一日一日が重く過ぎていた。どうしたらいいのか分からず袋小路の中に居るような、後ろめたい様な、叫びたいような、ひたすら平気を装って過ごしていた。毎朝重たい気持ちを踏ん張って、何かでごまかしてきた。
 それが、その連絡を受けて以来、重たい朝は無くなった。起きても、もう先のことを考えて気持ちが前に向いて明るいのだ。大変かもしれないけれど、ぐずぐず暗い気持ちを引きずっているのとは雲泥の差。しなければいけないことに向かっている今が、変な言い方だけど楽しいのだ。
 今日は、この前市役所の支所に行ってもらったものを読んで、介護サービスを受けるべく、家から近い所にある介護の施設に電話を入れてみた。そこでケアマネさんの依頼と言うことに。父が引っ越してからケアマネさんが訪問・面接させてくださいと言う事で、その時に介護保険証が要ると言う事や1件連絡することがあって、奈良のケアマネさんにも電話で話すことに。

 奈良から愛知へ介護サービスもお引越しです。と言うか、わたしはまだ無知で今日初めてデイケアとデイサービスの違いをケアマネさんから聞きました。ま、熟知してからと言うわけにもいかず、しながら、勉強です。これでいいのかな?奈良の方の介護サービスの電話をお教えしたら、連絡されて奈良のケアマネさんから父についての情報を聞かれた様でした。確かに、わたしは要介護が2か3か4かも分かっていず、普段父のことをよく分かっていらっしゃるのはあちらのケアマネさんですから。一歩ずつ一歩ずつです。

 先日、ブロ友さん(今はFB友さん)から、紫芋を送っていただきました。それを茹でてパンに焼きました。

 切っても紫色!

 茹でて潰して、今日はパンに入れました。

 柔らかい紫色に焼き上がりました。ほんと、嬉しいです、感謝。