桜、パン、平和な春だ

今日お届けのバターロール


 満開の桜咲くその木の下を歩きました。もうどこかしこと桜は満開です。今日は風の冷たい日でした。車から降りたとたん風の強さと冷たさにびっくりします。桜の花はそんな愚痴は言わずに、強い風にもめげることなくただ咲いています。美しい。

 春うららでそよ風の吹く日にまた来たいです。ここを歩いた時間はランチのあとのお腹がいっぱいの時でしたが、ベンチも置いてあったことだし、お弁当持ってくるのもいいかもしれません。あまりの風の冷たさに、早々と車に乗り込みましたが、今年の桜はこんな風に眺めることが出来ました。

 昨日はモリコロパークで3回目になる「パンマルシェ」に出掛けました。始まって2時間以上過ぎてから会場入りしたので、着いた時はもう何だか嵐の後の静けさの様な雰囲気でした。初めて来た人はそうは思わないでしょうが、開場すぐのあの大混雑を知ってるわたしは、気が抜けた感じになりました。完売の札もあちこちに出ていて、それでも残っているパン屋さんには行列が出来ていて、行列の先はどんなパン屋さんかな、などときょろきょろしていました。このお店は「ベーカ−マン」。かごは全部すっからかんでもう完売かと思いきや、お店の方にもう少しで第2陣のパンがやって来ますと教えてもらったので、待つことにしました。いつもはお店で窯を担当していると言ってました。どんなパンが来るのかなぁ、などと喋っている間に後ろを見ると行列がびっしりと出来ていました。皆並ぶの好きだねぇ。

 ベーカーマンの「フロマージュトマト」一目見て即買おうと思ったパン。期待を裏切られることなく美味しかったです。

 ステファン・ペペの「天然酵母カンパーニュ」味わい深く、病み付きになりそうな奥深い味です。少し焼き直してクリームチーズを塗っても美味しいです。

 残り少なかったけど、あって良かった。
 次の開催の日も決まっている様で、こんな風に定期的にあると、慣れて来て、買い方見方も少しずつは上手にできるようになるかもしれません。前回もそうでしたが、こんなにコンパクトで凝縮されたパン屋さんを見て買うと言う行為をしていると、なぜか町のパン屋さんでゆっくり見てのんびり買いたくなるのです。今回も、このパンマルシェの帰りにアヴァンセに寄ってしまいました。コーヒー重視ではなくパンの方にウエートを置いて。コーヒーはサービスで付くのでもいいから・・。美味しいコーヒーと共にさっき買ったパンをかじりたいところですが、そううまくいきません。
 花を見たり、パンのお祭りに行ったり、なんて平和な日々なんだ・・。