色金山歴史公園に

珈琲屋 紅爐のモーニング

 今日は友達とモーニングに行った後、あまり当てもなくぶらりと運転していて、長久手の色金山歴史公園に行きました。長久手の古戦場公園の北の方角に、と言うかあぐりん村の近くにあります。この近くは車でよく通るのですが、ここにこんな公園があることは気が付きませんでした。友達がFacebookにアップしていたことを思い出して、今日行くことが出来ました。
 駐車場からほんの少し歩いて行くと、静寂が降りてくるようで、しいんとした緑の中に微かに鳥かなんかの声がするぐらいです。何百年も前の戦いの跡なんだなぁ、家康の軍はここでいかに戦うかと案を練っていたのだろうか・・今は昔、ただただ静寂があるのみ。お昼休みのサラリーマンと思しき車が何台も止まっているのみです。公園を歩いて誰一人と会いませんでした。車の持ち主たちはいったいどこに行ったのやら・・。どんな案を練っているのやら・・
 公園の中に茶室がありました。ちょっと覗いてみようかとくぐっていくと。

 がらがらがらっと引き戸を開けると、まぁ涼しい。

 大きなガラス窓の向こうには庭園があって、室内に野点の様なもの(と言うか野点)、急激にこの現実の時間から遠ざかることが出来た感じがしました。お抹茶をいっぷくいただきました。付いて来た和菓子はあじさいです。窓の外に光る若い緑の色のもみじが添えてありました。
 お抹茶をいただいたこの部屋の隣に茶室がありました。月に一度一般開放しているようです。一服250円で、和菓子が付いています。足がしびれるわたしにはこの部屋で椅子でいただく方が気楽でいいかもです。気軽にまた来ようかなって思いました。

 行き当たりばったりで、こんな素敵な時間を過ごせました。寛いでいるとなんだか空模様があやしくなって、大雑把なわたしも洗濯物のことを思うと気が気でなくなり、それでもまだ寄り道はしようと思って長久手の図書館に入ろうとしたものの入る寸前で、やっぱり一旦家に帰ろうかと踵を変えて車を走らせました。
 家に寄り洗濯物を取り込み、また出掛けて行きました。空模様や気分しだいでころころ変わる行き先、友達とそんなお気楽なお付き合いをさせてもらえるのはとてもありがたいことです。