自家製のある食卓

バターロール


 一昨日の夕食時、実家から帰ってきた邦ちゃんが楽しみにしていたかぶら寿司、漬けこんである容器から出してテーブルのお皿に。漬けてから6日目、冷蔵庫保存なのでいよいよ食べごろスタートです。やったね、とホット嬉しい窯出しのような感じです。そんなにいいもんじゃないか。初めてでこんなに上手く漬かるとは思いませんでした。これからはお正月の定番になりそうな予感。そうなるのなら、こんなに幸福なことはないのかも知れません。単純だけど。
 自家製漬けこみ、次はキムチです。

 煮干しと昆布で取った出汁に白玉粉を水で溶いて入れ、とろーとしたら火を止め、はちみつを入れます。それを大きな容器(わたしは鍋に)に移して熱いうちに唐辛子粉を入れ混ぜ、完全に冷まします。

 イカの塩辛、アミの塩辛、すりごま、きざみニンニク、おろし生姜、すりおろしりんごを入れ混ぜます。それから、セリ、ニラ、少しの砂糖に漬けておいた大根と人参の水けを切ったものを入れ混ぜます。

 そして、最後に白菜を入れて手でよくかき混ぜます。白菜は、天日干ししたものを洗って切って塩漬けにして、水をよく絞ったものです。

 キムチのいいところは、こうして準備していた材料を全部混ぜた時点で、直ぐにでも食べられるという点です。キムチの浅漬けと言うか、フレッシュキムチです。これもまたすごく美味しくて、この日にかなり食が進みました。白菜の塩漬けの期間が若干長かったために少し塩が利いたものになりましたが、これも良し。


 自家製キムチと自家製かぶら寿司のある食卓に、二人で自己満足。今日のかぶら寿司も美味しかった。奈良から持ってきた父が使っていた冷蔵庫のお蔭で、漬けこむ保存食の保管場所にと利用できています。冷蔵庫保温じゃないと、美味しく食べられる期間はもっと短いのかも知れません。